こんにちは、銀猫です!
今日はルピシアのベルエポックという紅茶についてお話します。
ブレンド内容の推測・飲んでみた感想・名前の意味など、画像つきで詳しく紹介します。
初めてこの茶葉を見る方はちょっとびっくりするかもしれません♪
ベルエポックはルピシアの福袋にもよく入っているので、購入前・開封前の参考にどうぞ♪
それでは、ベルエポックの世界を見てみましょう!
ベルエポックってこんな感じ
まずは、公式の説明から見てみましょう!
ダージリンにコクのある紅茶を組み合わせた人気のオリジナルブレンド。「古き良き時代」の紅茶を思わせる正統派で上品な味わいは、ミルクティーにもおすすめです。
お値段は50gで710円となっています。
ブレンド紅茶の面白さを味わうことができる茶葉なので、かなりお手頃だと思います♪
50gあればいろんな淹れ方を試すことができますね!
ベルエポックのブレンドは?
ベルエポックって見た目も楽しいブレンドだと思います♪
緑っぽい茶葉、黒っぽい茶葉、CTCタイプの茶葉という組み合わせも珍しいですよね。
裏面のラベルを見ると、原産国は「インド・ケニア・スリランカ」となっています。
公式の説明文や原産国をみると、ダージリンとケニアが入っていることは確実ですね!
ケニア紅茶は、コクが有り、アッサムよりも甘みが少なくスッキリした喉越しでCTCタイプが主流です。
ベルエポックの風味的にも、説明文にある「コクのある紅茶」はケニアのことかな?って思います♪
ただ、原産国のスリランカと書かれているのが気になりますよね。
表示順的にみても少量のようで、私はまだピンときていません。
もしかしてヌワラエリヤかな?と予想していますが…詳しくわかったら追記しますね!
実際に飲んでみた様子
では、実際に飲んでみた様子をお届けします。
最初に茶葉の見た目をどうぞ!
大きめの緑っぽい茶葉、大きめの茶色い茶葉、丸いCTCの茶葉…
どれがどの茶葉かな?って考えるのも楽しいですね!
説明書きの中で一番濃くなる条件(6g300ml3分)で淹れてみると、やや明るめの水色になりました。
青く清々しい香りと見た目のギャップに混乱しそうです。笑
飲んでみるとコクのある味わいですが、アッサムのような甘みはあまり無いかな、って印象です。
ちなみに、茶殻はこんな感じでした。
淹れる前よりもこっちのほうが分かりやすいかもしれませんね♪
ベルエポックの味わいの感想
それでは、それぞれ気になるポイント別の感想です♪
- 茶葉…様々な茶葉がブレンドされている。大ぶりの緑っぽい茶葉・CTC・大きめの茶色っぽい茶葉が目立つ。
- 水色…濃い赤橙色くらい。
- 香り…深みのある落ち着いた香りと清々しい香りが合わさっている。あまり強く香らない。
- 味わい…口当たりは柔らかく、コクがある。後味にさっぱりとした渋みがある。喉越しはスッキリしていて飲みやすい。
全体的に懐かしい雰囲気がありました。
「ノスタルジック」「郷愁」という言葉がぴったりだと思います♪
複雑なブレンドなので、淹れ方次第で風味が大きく変わるってこともありそうです。
渋み ★★☆☆☆
グリニッシュ★★★☆☆
重厚感 ★★★☆☆
食べ合わせとしては、素朴な味わいのお菓子がおすすめです。
紅茶の風味が複雑なので、シンプルな味わいを組み合わせたほうがおいしくいただけると思います♪
適度なコクがあって喉越しが良いので、
- 小麦粉の風味が強いクッキー
- 卵の味わいを感じるカステラ
- 硬めのプリン
などは特に相性が良いと思います♪
ベルエポックと合わせると、タイムスリップしたようなティータイムになりますよ♪
私は「どこかでお会いしましたか?」って茶葉に聞きたくなりました。笑
濃い目にするとどうなるの?ミルクティーに合う?
淹れ方による違いが気になったので、ポットから茶葉を抜かず濃い目にしてみました。
飲みごたえが増えてコクが強くなりましたが、重い甘みや喉に絡む感じはありません。
青さのある渋みと少しの酸味が主な風味になっています。
香りはやや控えめですが、全体にさっぱりした雰囲気があります。
ミルクを加えると、一気にダージリンらしい青さが浮き出てきました!
ストレートよりもミルクティーのほうが風味が分かりやすいってこともあるんだ!?とびっくりです。
うまく言葉にできませんが、ミルクを加えると、炙り出しのように若々しさが目立ってきます♪
ベルエポックってどういう意味?
ベルエポックというブレンド名を聞いて
「なんとなく聞いたことがあるような…」「意味を調べてもちょっとピンとこない」
という方は多いかもしれませんね♪
私も気になったので、詳しく調べて名前に込められた意味を考えてみました。
まず、ベルエポックという単語の意味を整理すると、
- フランス語
- 「良き時代」「美しき時代」という意味
- パリが繁栄した時代(19世紀から第一次世界大戦まで)のこと
って感じみたいです。
時代的な特徴としては、庶民の娯楽や消費文化が充実してきたということもポイントだと思います。
パリ万国博覧会やボン・マルシェ百貨店などで大いに賑わった、華やかな時代ですね♪
ルピシアは「ボン・マルシェ」「グランマルシェ」などフランス語の名前がつけられたイベントや特別な店舗が多いです。
これにはルピシアはフランス系紅茶の流れを汲んでいる、という理由もありそうだなぁと思います。
総合的に見ると「あの頃は良かったなぁ」って、昔を懐かしむ気持ちが込められているようです。
ベルエポックというブレンドのノスタルジックな雰囲気をよく表している名前ですね♪
ルピシアのベルエポック 終わりに
ベルエポックは気分に合わせて淹れ方を変え、飲み飽きずに楽しめそうな茶葉です。
湯温・茶葉の量・抽出時間など、少し条件を変えるだけでガラッと雰囲気が変わりますよ!
爽やかな風味を楽しみたいときは軽めにサッと淹れてストレートで、
コクや飲みごたえを求めているときはポットに茶葉を入れっぱなしにして濃い目に…
と、初心者さんでも調節しやすいと思います♪
私は「ベルエポックって推理ゲームみたいに楽しめる茶葉だなぁ」って思いました。
茶葉の様子や原産国の表示を見て、香りや風味にヒントを貰いながら推理して…とっても楽しいです♪
複数人のお茶会でブレンド予想をしても盛り上がりそうですね!
価格もお財布に優しいので、毎日飲むお茶としておすすめです!