こんにちは、銀猫です。
今日は、青山ティーファクトリーの店主さんが「25年間で一番気に入った」と評価しているお茶を飲んでみた様子をお届けします。
これから買ってみようかな？と思っている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちなみに、同じ茶園のBOPタイプも仕入れられています。
自分の好み探しの一環として比較してみても楽しそうですね！
サマーセット茶園PEKOE2020年ってこんな感じ
まず、公式の説明をご紹介します！
公式オンライン通販では、
素晴らしいディンブラです。
フルーティーな香りと、飲み易い味。
25年間、スリランカよりディンブラを仕入れた中で、私が、最も気に入ったディンブラです。詳しくは、詳細のコメントをご覧ください。
と、嬉しい気持ちが伝わってくる紹介がされています。
個別ページを見ると、
フルーティーな香り、3分の蒸らし時間ですと、甘みはあるのですが、ちょっと味は軽めです。しかし、旨味があります。
10分ぐらい蒸らすと、味がしっかりと出てきて、これが、ものすごく美味しい!これから、暑くなってきて、アイスティーにしても、極上のアイスティーが楽しめると思います。
とのこと。
お値段は、100g1,400円といういつもの価格です。
スリランカの紅茶専門店の店主さんがここまで絶賛する茶葉は、気になりますよね～！
サマーセット茶園PEKOE2020年を実際に飲んでみた様子
それでは、実際に淹れてみましょう！
今回は、標準的な3g150ml3分の条件と、おすすめされている10分蒸らしの条件でそれぞれ飲んでみました。
まず、茶葉の様子はこんな感じ。
全体が黒褐色で、赤みのある茶葉が混じっています。
乾いた状態で少しウェットな果香があります。（湿った、生っぽい香り）
食べると、軽い食感で青みを帯びた甘さを感じました。
温めたテイスティングカップに茶葉を入れると、鈴蘭のような華やかな香り。
グリニッシュな爽やかさがあり、少しウバを連想させられます。
この香りは、茶液を注いだときにも感じました。
3分の茶液と10分の茶液は、見た目には大きな違いはないように見えます。
濃いめにいれても渋くなりすぎないですが、ミルクティー向けではなさそうですね。
飲んでみると、3分抽出の方は全体が軽やかです。
ディンブラは、紅茶の本などでは「クセがなくて飲みやすい」と評される事が多いですよね。
このディンブラもオーソドックスな風味なのですが、飲み進めるに連れて喉にしっかりとした甘みを感じました。
たしかに、他のディンブラにはない要素ですね。
続いては、10分蒸らした茶液です。
全体に強めの渋みが加わり、爽やかな印象が増しています。
後味の甘みの中に強いうまみ感があり、パンチが強くてちょっと酔いそうになりました。
茶殻を見比べると、10分時のほうがよく開いていますね。
3分抽出では8部咲きくらい？のようです。
熱いときの茶殻はしっかり出きった香りですが、冷めてくるとうまみと爽やか系の香りがします。
抽出時間を伸ばすほど、この風味がよく出てきそうです。
サマーセット茶園PEKOE2020年の味わいの感想
それでは、サマーセット茶園PEKOE2020年について、ポイント別の感想です♪。
渋み ★★☆☆☆
甘み ★★★★☆
重厚感★★☆☆☆
コクは控えめでストレート向きのお茶の中でも軽めの印象。
ですが、しっかりとした甘みがあるため、飲みごたえを感じます。
全体にフレッシュ感が強く残っているので、火香が苦手な方にとくにおすすめできそうです。
標準的な3分時のバランスとしては、するすると飲める風味です。
しかし、後味がしっかりしているので、飲んだあとに「あ～、紅茶を飲んだなぁ」という満足感があります。
10分抽出が濃すぎると思ったら、少しお湯を加えて調整するのがおすすめです。
引き出されたうまみはそのままに、自分好みのバランスに調整できます。
サマーセット茶園PEKOE2020年のおすすめの楽しみ方
単体で満足感のあるお茶なので、お茶菓子なしでもおいしく楽しめますよ。
あわせるなら、シンプルな焼き菓子がおすすめです。
私は、コクを増してくれるナッツや、優しい風味のクッキーと合わせてみました。
3分だとやや軽めなので、チョコレートやクリームたっぷりのお菓子だとお茶が負けてしまうかもしれません。
終わりに
青山ティーファクトリーさんのお茶はたっぷり100g入りですが、朝食にも仕事の合間のリフレッシュにも合わせやすい紅茶です。
毎日飲んでも飽きのこない味わいなので、あっという間になくなってしまいます。
とくに、このお茶は1週間くらいでほとんど飲んでしまいました…。
サマーセット茶園のディンブラはBOPも合わせて購入しているので、近いうちに飲み比べてみますね！