【蓮茶】3つの種類の特徴と疑問の答え 飲んでみた感想は?

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こんにちは、銀猫です♪

今日は蓮茶に関する詳しい情報と実際に飲んでみた感想をお届けします!
間違えやすい蓮茶の種類の解説、よく言われている「◯◯効果って本当かな?」ということも、詳しくお話していきますね!

記事後半では、私が実際に蓮花茶を飲んでみた様子と感想を画像つきでご紹介します♪
毎日お茶を飲んでいる経験から、美味しく飲めるオススメの淹れ方を提案しますよ!

それでは、蓮茶の種類からみていきましょう!

蓮茶ってこんな感じ

まず、蓮茶にはいろんな種類があるってことが大事です!
日本に輸入される際にすべて「蓮茶」という名前で表記されているみたいですが、実は色んなタイプがあるんですよ♪

一般的なものとしては、主に、

  • 蓮花茶…蓮の花の香りを緑茶に移したフレーバードティー。最も一般的なお茶。
  • 蓮葉茶…乾燥させた蓮の葉を使ったお茶。漢方薬やハーブティーみたいな癖がある。
  • 蓮芯茶…蓮の胚芽(芽の部分)を使ったお茶。苦い。

の3種類があります。

一番親しみやすく人気があるのは蓮花茶ですよ♪
簡単に言うと、蓮花茶はジャスミン茶みたいなタイプのお茶なんですね!

蓮葉茶や蓮芯茶はクセが強く、万人受けはしないかな…って感じのお茶です。
お土産にしたり、大容量サイズを購入するときはお気をつけくださいね♪

どうやって見極めるの?

日本語ラベルだと全部「蓮茶」って書かれていることも多いので、紛らわしいですよね…。

一番わかりやすいのは、裏面の原材料名のラベルを見ることかなって思います♪
たとえば、私が購入した蓮茶だとこんな感じに書かれています。

【茶、香料】だけなので、このお茶は蓮花茶ってことがわかりますね!

お土産品や日本語ラベルなしの商品の場合は、ベトナム語の表記の違いで見極めることができます。
それぞれベトナム語ではこんな感じです♪

  • 蓮花茶…trà hoa sen
  • 蓮葉茶…trà sen
  • 蓮芯茶…trà tim sen

真ん中の単語がどれかな?ってことに注目してみてくださいね♪

蓮茶にまつわる疑問と答え

蓮茶はベトナムのお茶なのですが、なんとなく神秘的なイメージを持つ方が多いみたいです。
東南アジアのスピリチュアルな雰囲気が魅力的なんですね♪

だから、蓮茶について安眠とか美肌とか、いろんな噂が飛び交っています。
私が調べてみたことと、これまでのお茶の経験から考えたことをお話しますね!

安眠できるって本当?

まず、よく売られている蓮花茶はフレーバードの緑茶なんです!
緑茶の茶葉に香りをつけているタイプってことですね。
緑茶にはカフェインが入っているので、目が冴えて逆効果になる可能性があります…。

もしかしたら「蓮茶茶の香りが好みにピッタリ!」という方はリラックスできて、寝付きが良くなるかもしれません。
くつろげる香りだった場合も、寝る前は薄めに淹れるか少量だけ飲むのがオススメです。
後からカフェインが効いてきて、変な時間に起きちゃうのも嫌だなぁって思うので…。笑
香りの雰囲気は後ほど詳しくレポートするので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

蓮葉茶と蓮芯茶は緑茶ではなく蓮の葉や茎を使用したお茶です。
こちらは漢方薬みたいなジャンルなので安眠に導いてくれる可能性はあるみたいです。
でも、私はまだ飲んだことがないのでハッキリしたことが言えません…。(分かり次第追記します!)

美肌のお茶って本当?

蓮茶について「美肌のお茶」って言葉をよく見かけませんか?
本当かなぁ?と思いつつ、試してみたくなる言葉ですよね♪

一般的な蓮花茶(緑茶)と美肌の関係があるとしたら、

  • 温かいお茶で体温が上がる
  • 新陳代謝がアップ
  • 肌の血色が良くなる

ってことかな?と思いました。

お腹が温まるので便通が良くなり、回り回って肌荒れが改善される可能性もありそうです。
根本的なところでは、お砂糖ナシで飲むので「ジュースよりヘルシー」ってこともいえそうですね♪

他には、入浴前に緑茶を飲むとカテキンを効率的に摂取できるという研究があるそうです。
抗酸化作用が期待できる、というお話で話題になっていましたよ♪

楊貴妃は飲んだ?

パッケージやお店のウリ文句にも『楊貴妃も飲んだ~』って書かれていたりしますよね。
「飲むかなぁ?」「楊貴妃って中国の人でしょ…?」なんて思いつつ、やはり気になってしまう言葉です。笑

美容のための努力を惜しまなかった楊貴妃ならありえそうだなって思います。
中国はお茶文化と漢方薬の国なので、あまり変な組み合わせでもないですよね♪

現実的に考えてみると「蓮茶も品質はピンからキリまである」ってことがポイントになりそうです。
飲んでいたとしたら、丁寧に作られた最高ランクの蓮茶じゃないかな?って思います。
使用されている蓮の量も違いそうですよね!

購入した蓮花茶の紹介

私が購入したのはバオロックの蓮茶(ハス茶)70gです♪
身近なところだとKALDIでも売っていて、日本で蓮茶っていうとこれが有名みたいです。

公式の説明では、

ベトナムでは日常的に飲まれている蓮のお茶です。蓮花を粉末にし、お茶の葉と一緒に練りこんで作っています。楊貴妃も愛飲されていたとされる爽やかな蓮の花の香りが特徴です。

と紹介されています♪

価格は70g163円、紅茶や緑茶と比べてもかなりお手頃な印象です!
ベトナムと日本の物価の差の影響もありそうですね。

蓮花茶を飲んでみた様子

それでは、私が実際に蓮花茶を飲んでみた様子をお届けしますね♪

まず、茶葉の様子ですが紅茶・台湾茶・緑茶と比べると、かなり大きめサイズって印象です。
ダージリンのFTGFOP(一番大きい茶葉)よりも大きいです♪
緑が濃い見た目で、そのまま食べると硬くて苦味が強く感じられました。
茶葉のままだと緑茶らしい濃い深緑のような香りが強く、落ち着きがあります。


茶葉6gと少し冷ましたお湯300mlで淹れてみました♪

香りがよく分かるのは、温めたポットに茶葉を投入した瞬間だと思います!
一気に香りが甘く変化するので、お手元にある方はぜひ楽しんでみてくださいね♪

フレーバードティーなので、水色や味わいは煎茶とほぼ同じです♪
湯温を低めにして淹れると渋みも適度になり、落ち着いた味わいです。
香りが甘く華やかなのでギャップが大きいと思いました。


茶殻は凍頂烏龍茶をちょっと繊維質にした感じです。
全体は柔らかいけど、ところどころ葉の筋が引っかかる食感でした。

一回だけでなく、何煎か飲み続けることができて、お財布に優しいです♪

蓮花茶の味わいの感想

それでは、それぞれ気になるポイント別の感想です♪

  • 茶葉…大きめで緑が濃い。食べると硬く、苦味が強い。
  • 水色…赤みのある黄色
  • 香り…アジア雑貨屋のお香みたいな甘い香り!(蓮茶を飲んだことのあるお茶好きさんにも同意して頂けました。笑)ちょっと涼し気な余韻もある。
  • 味わい…煎茶に似た味わいであっさりしていて親しみやすい。低温で淹れると適度な渋み、高温だと渋みが出やすい。

渋み    ★★☆☆☆
グリニッシュ★★★☆☆
重厚感   ★★☆☆☆

蓮花茶を一言で表すなら「アジアンテイストのフレーバード緑茶」だと思います。
日本でも少しずつ店頭に並び始めた、香りつきの緑茶ですね♪
飲み慣れていない方だと、香りの甘さと落ち着いた味わいの差に戸惑うかもしれません。
同じジャンルだと緑茶にジャスミンの香りをつけた茉莉花茶が有名です。

さっぱりしているのでアイスティーにして頂くのもおすすめです♪
夏場の麦茶の代わりにしてみてはいかがでしょうか?

沸騰したての熱湯で淹れると…?

気になったので、沸騰したての熱湯で淹れてみました♪

見た目としては、やや水色が黒っぽく濁っていますよね。
味わいは少し渋みが強く出ていて、後味がすっきりしていると感じました。
温度が高いと、湯気に乗って香りが広がりやすくなるっていうのもポイントだと思います!
飲みにくいほど渋くはなかったので、好みに合わせて淹れ分けるのがよさそうですね!

私のオススメとしては、

  • 穏やかな香りと味わい       → 少し冷ましたお湯で淹れる
  • さっぱりした味わいと華やかな香り → 熱湯で淹れる

ってことになりそうです♪

アイスティーを楽しむ場合

夏は喉越しのよいアイスティーとして楽しむのも人気みたいです!
本場のベトナムは食後にアイスティーとして飲まれる方が多いみたいですよ♪

冷やすと香りが落ち着くので「蓮茶の香り強すぎ…」って感じた方にもおすすめです!
熱湯で淹れて渋みを引き出すことで、キレのある涼しげな味わいが楽しめます♪

作り方としては、熱湯で濃い蓮茶を作ってから氷で一気に冷やす方法がぴったりです♪
一気に冷やすことで風味を損なわず、濁りのないアイスティーが完成します♪

他にも水出しアイスティーが人気のようですが、蓮茶は水出し用の茶葉ではないのでお気をつけください。
もし水出しのアイスティーを作るなら、一度熱湯をサッとかけるっていう作業は必須だと思います!

蓮茶 終わりに

蓮茶は価格が安いことも多く、気軽に購入しやすいですよね♪
特に蓮花茶はペットボトルのお茶と同じ価格で茶葉70gが手に入るという安さです。
「ちょっと気になるなぁ…」ってときに試しやすくて嬉しいですね!

香りは独特ですが、アジア雑貨のお香がお好きな方はきっと気に入ると思います♪
お茶を飲んでいる間、部屋中に蓮茶の香りが広がってリラックスすることができました。

さっぱりしたアイスティーにしようかな?ホットで香りを楽しもうかな?湯温はどうしようかな?
って、季節や気分に合わせて蓮茶を楽しんでみませんか?

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