こんにちは、銀猫です!
今日は、アールグレイ専門店『&EARL GREY』さんのキーマンアールグレイを飲んでみた感想をお届けします!
キーマン紅茶ベースのアールグレイはさまざまな紅茶メーカーから販売されています。
いろいろ飲んだことがある私なりに、風味のバランスや印象、食べ合わせをご紹介していきますね。
ちなみに、パッケージも高級感&特別感があってギフトにも良さそうでした。
それでは、お店の紹介から見ていきましょう!
アールグレイ専門店 &EARL GREY
&アールグレイさんは2018年4月に誕生したお店。
本店は神戸にあり、店頭ではアールグレイを使ったアイスやスイーツも販売しているようです。
私は三越のイベント会場でこのお店に出会ったのですが、そのときはキーマンアールグレイを使用したアイスクリームを販売されていました。
それを食べてみておいしかったので、茶葉も購入!という流れです。
キーマンアールグレイってこんな感じ
まず、公式の説明をご紹介します!
アールグレイの原点である、キーマン紅茶×天然ベルガモット。
独特のスモーキーな味わいに、天然ベルガモットが華やぎを添える、王道の味わいをどうぞ。
お値段は、ティーバッグ6個入で700円程度でした。
現在はセイロン紅茶ベースやダージリンベースのアールグレイも数多く登場していますが、アールグレイの原点はキーマンベースだといわれています。
もともと独特の香りがあるキーマン紅茶とベルガモットの組み合わせは、バランス感覚が問われそうです。
お店のフレーバードティーへのスタンスも感じやすいので、私は迷ったときにキーマンベースのアールグレイから試しています。
キーマンアールグレイを実際に飲んでみた様子
それでは、実際に淹れてみましょう!
公式の説明では、
1ティーバッグに約200ml~250mlのお湯を注ぎ、お好みの濃さでティーバッグを取り出してください。
たっぷりの茶葉なので、2煎目も楽しめます。
とのこと。
私は普段から毎日紅茶を飲んでいて濃いめ好きなので、ティーバッグ2個にお湯400ml3分蒸らしで淹れてみました。
ティーバッグの形はいわゆるテトラ型タイプ。茶葉は、ティーバッグ1個あたり2.5g入っています。スーパーで見かけるような、一般的なティーバッグと同じ量ですね。中を見ると、小ぶりで黒っぽい茶葉が入っています。一般的なキーマン紅茶の見た目です。
乾いた茶葉の香りは、精油のベルガモットの香りそのまま。少しスッとする感覚があります。抽出中のポットでも、この香りがしっかりめにありました。
天然のベルガモット香料を使用しているのもお店のこだわりのようですね。香料(国産)と書いてあるのも気になりました。
淹れてみると、こんな感じ。
公式推奨の中で濃い目になる条件で淹れましたが、水色は比較的明るめですね。
茶葉の状態よりもベルガモットの香りが落ち着き、キーマン紅茶の甘くスモーキーな香りが出てきています。ティーバッグを嗅いでヴッとなった方でも「淹れてみたら意外と優しい」と思うかも。
口に含んだ直後は鼻にベルガモットの香りが抜けるため、清涼感のある印象です。熱々の状態で飲むと、とくに爽やかさが増して感じられました。
渋みは微かにありますが、ほかの紅茶と比べるとかなり控えめ。あまりお茶に慣れていない方でもさらっと飲めそうです。(ただしキーマン由来の酸味が気になる方もいるかもしれません)
少し温度が下がってから飲むと、しっかりとキーマンの特徴がでてきます。甘みや燻したような風味を感じたい方は、カップに注いでからしばらく待ってみてください。
茶殻はブラウンで小さめです。食べてみたところ、あまり甘みなどは残っていませんでした。しっかり出きっているようですね。
キーマンアールグレイの味わいの感想
それでは、キーマンアールグレイについて、ポイント別の感想です。
渋み ★☆☆☆☆
香り強さ★★★★☆
重厚感 ★★☆☆☆
冷めてからだと重厚感の★がもう1個増えるかな、というバランスでした。
渋みは控えめなので、アイスティーやアールグレイを使ったスイーツなどアレンジのベースとして使いやすそうです。
フレーバードティーなので香りは強め。淹れてみると香りが落ち着くタイプで、比較的上品に香るアールグレイという印象でした。
さまざまなアールグレイがありますが、このキーマンアールグレイはほろ苦さがあるオーソドックスなアールグレイに分類されそうです。キーマンの香りもしっかりあり、全体に大人びた雰囲気ですね。
キーマンアールグレイのおすすめの楽しみ方
紅茶由来の甘みとベルガモットの風味が楽しめるタイプのアールグレイは、焼き菓子と相性抜群です。
小麦粉の風味が豊かなスコーンに合わせると、華やかなお茶がいいアクセントになります。
単品では華やかすぎると感じた方もぜひ試してみて。
他には、チョコレートもおすすめです。
柑橘・キーマン紅茶どちらとも相性がいいですよ。ベルガモットは、みかんのように甘いタイプではなく少し苦味がある柑橘類。
オレンジピールとチョコレートを組み合わせたオランジェットのように、アールグレイとチョコレートも楽しめます。
終わりに
&EARL GREYさんの紅茶は、随所に特別感のある仕掛けが施されていました。
紙包みの金の文字やタグもちょっとおしゃれ。
箱入りタイプもあるのはとくに珍しいなと思いました。
淹れ方などの説明も同封されているので、ギフトなどで贈ってもよさそうですね。