キャッスルトン2017-DJ3(春摘みダージリン)の感想

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こんにちは、銀猫です!

今日は春摘みのダージリンからキャッスルトン茶園の2017-DJ3の感想記事です♪
茶葉・水色・風味・オススメの食べ合わせ・茶殻の様子など、ポイント別にご紹介しています。

リーフルダージリンハウスさんの茶葉を淹れるのは初めてだったのですが、すごく満足できましたよ♪
キャッスルトン茶園の概要もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

それでは、キャッスルトン2017-DJ3の概要からみてみましょう!

キャッスルトン2017-DJ3ってこんな感じ

まずはリーフルさん公式の説明からご紹介しますね!

初々しい芯芽を含んだ青々しい茶葉は、見た目にも美しく、キャッスルトン農園の茶畑が浮かぶようです。イキイキとした若葉の香りとフルーツのような甘みを帯びた茶の味わいは、後口にはミント系の爽やかなフレーバーが余韻を残し、何とも心地よいバランスを生み出しています。美しいオレンジ色の水色とともに、ヒマラヤの早春の訪れが語りかけてきます。清らかな味わいが印象的なキャッスルトン農園の逸品です。

茶葉はFTGFOP1で、2017年の3月摘みです。

価格は30g2,100円と50g3,500円があります。
私は福袋で30gタイプを手に入れましたよ♪

実際に飲んでみた様子

早速淹れてみた様子をお届けしますね!
抽出条件は3g300ml5分(リーフルさん推奨の中で一番軽やかになる淹れ方)です。

スマホカメラの限界…

最初に茶葉をご紹介しますね!
全体的には濃い緑色ですが、銀色の芯芽が多く混じっていました。
茶葉の表面に生えた柔らかい産毛が肉眼でもよくみえ、質の良さを感じました♪

茶葉を熱したポットに入れると、旨み感のあるふくよかな香りが漂ってきました。
厚みのある味わいなのかな…?と期待が高まります♪

そして、淹れてみた様子がこちらです!


まず、澄んだレモンイエローの水色がとっても美しくて、思わず見惚れてしまいました。

香りは、とても複雑で奥行きがあります。
若葉のような清々しさと果実の芳醇さが複雑に溶け合っている…という印象です。
ふとした瞬間に違う表情が見える、ミステリアスな魅力を感じました♪

味わいは、尖りがなくどこまでも滑らかな舌触りが楽しめます。
少し冷めてくると、柔らかい旨み・丸みのある渋み・爽やかな余韻が分かりやすくなりました♪

春摘みらしい渋みも出ていますが、丸みがあって上品なタイプなのでとても飲みやすいと思います♪

この茶葉は茶殻もすごく印象的で、蒸した栗に似た甘い香りがハッキリと感じられました。
食感は柔らかくて渋みが強く、清々しい味わいです♪

キャッスルトン2017-DJ3の味わいの感想

それでは、それぞれ気になるポイント別の感想です♪

  • 茶葉…芯芽が多く、茶葉の形も美しい。濃い緑色と銀色が目立つ。
  • 水色…澄んだレモンイエロー
  • 香り…熱したポットにいれるとふくよかな旨味感が強く、ティーカップでは清々しさと果実感が複雑に折り重なっている。
  • 味わい…清らかで滑らかな舌触り。旨み感と渋みが柔らかくて上品。余韻はやや爽やか。

複雑な味わいなのでティーカップや水を変えると風味が大きく変わりそうです。
私が淹れてみた感じだと、こんな印象になりました。

渋み    ★★★☆☆
グリニッシュ★★★★
重厚感   ★★☆☆☆

全体的には、冷めても魅力を損なわず、違う風味が楽しめる、奥深い茶葉だと思います。
渋みは星3つにしていますが、尖りがないタイプなのでもっと穏やかに感じるかもしれませんね!

今回の抽出条件だと、カップに注いですぐの時点ではとても軽やかでした。
少し温度が下がってくると味わいの輪郭が浮き上がってくる印象です♪
そして、飲んでいるうちにまた違う一面が…と、温度変化や余韻を長く楽しむことができますよ!

おすすめの食べ合わせ

赤福といっしょに

私はあんこを使用した和菓子と合わせるのが気に入りました♪

和菓子とダージリンファーストフラッシュはハズレがない組み合わせですよね。
香りが控えめなお菓子が多いので春摘みダージリンの繊細な香りを損なわないっていうのもポイントです♪

キャッスルトン2017-DJ3は旨み・渋み・清々しさなど複雑な風味がある茶葉です。
甘みの強いお菓子にも負けず、お互いを引き立ててくれますよ!

目で楽しめる上生菓子との組み合わせや、茶殻の甘い香りに馴染む栗ようかんもおすすめです♪

茶殻を水出しにしてみた

茶殻にもしっかり風味があったので、一晩水出しにしてみました。

透明なカップの内側がパッと明るくみえるような、目を惹く輝きがありました。
写真を撮るのが下手なので伝わるか心配です…!

春摘み茶葉3gなので味わいはとても軽やかですが、余韻の清々しさが際立っています。
ミントや春菊をちょっとだけかじったような、青々しい爽やかさです♪

春先から夏にかけて、旬を満喫する飲み方としておすすめできそうです!

キャッスルトン茶園について

キャッスルトン茶園は1865年創立の茶園です。
栽培面積は170haほどでやや小規模ですが、敷地の大部分が急斜面にあり、お茶づくりには絶好の立地となっているようです。

世界的に有名な格式高い茶園で日本の紅茶専門店にも例年入荷しています♪
コルカタのティーオークションでは過去に何度も史上最高値を記録しているほど人気があります。
ちなみに、ティーオークションで日本の皇族の方が…というエピソードがあるのもキャッスルトン茶園のことです♪

取り扱っているのはほとんどがチャイナ種だといわれています♪
古くからあるキャッスルトン茶園ならではの強みですね!
標高の低い地域では、アッサム交配種やクローナル種も栽培されているようです。

少量ですが、例年人気のあるスペシャルティが生産されていますよ♪
月明かりの下で摘まれた「ムーンライトダイアナ」などは聞いたことがあるかもしれませんね!

【リーフル】キャッスルトン2017-DJ3の感想

この茶葉はリーフルダージリンハウスさんの福袋「グリーンドリーム」で手に入れました♪
スペシャルティーを含む、有名な茶園の茶葉が一気に届きました!

私はまだ飲んだことがない茶園ばかりだったので、すごく良いお買い物になりました!
ただし、どれから飲もうかすごく悩んで開封が遅くなりました…笑

「紅茶の中ではダージリンが好みだなぁ」「もっとダージリンのことを知りたいなぁ」
って思った方は、リーフルダージリンハウスさんの福袋がオススメです♪
その際はぜひ、茶葉の美しさにも注目してみてくださいね!

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