こんにちは、銀猫です♪
「ティーバッグの紅茶ってなんかおいしくない」「紅茶の風味があまり感じられない」「もしかして淹れ方が間違ってるのかも?」って思っていませんか?
今日は、身近なティーバッグ紅茶を上手に淹れる方法とコツをご紹介します♪
簡単なコツを押さえれば「もっと香り高い」「しっかりコクのある」「えぐみだけじゃない」本格的な味わいを実現できます!
あっ、ティーバッグ紅茶の淹れ方でやってはいけないNG行為もお話しますよ♪
それでは、ティーバッグ紅茶で美味しく紅茶を入れる方法にレッツゴー!
ティーバッグ紅茶をマグカップでおいしく楽しむ
まずは、ティーバッグ紅茶をマグカップでおいしく淹れる方法をご紹介します。
用意するものは以下の5つ、どれもお家にあるものですよね♪
- マグカップ(ティーカップよりもマグカップがおすすめ)
- 小皿(マグカップの口より大きいもの)
- ティーバッグ紅茶(マグカップと同じ数)
- 汲みたての水道水を沸かしたお湯
- タイマー(スマホの機能でもOK)
お湯は水道水を沸かしたものが一番おすすめです。
蛇口から注いだばかりの新鮮な水を沸騰させたお湯は、おいしい紅茶の必須アイテムです♪
それでは、手順に沿って具体的なやり方を紹介します♪
- 水道水をやかんに注いで沸かす
- 沸騰する少し前のお湯をマグカップに注ぐ(マグカップを温めるため)
- やかんのお湯が沸騰したら、マグカップのお湯を捨てる
- マグカップに分量通りの熱湯を注ぐ(できれば勢い良く注ぐ)
- ティーバッグを静かにいれる
- 小皿でフタをする
- タイマーをセットして待つ
- タイマーが鳴ったらそっとティーバッグを取り出して、完成!(ギュッと絞らない)
お湯の量や蒸らし時間は、ティーバッグのラベルに書いてある通りでOKです♪
メーカーさんや茶葉の種類によって差があるので、初めて飲む茶葉の場合はよく確認すると安心です。
ティーバッグ紅茶をポットで楽しむ
次に、ティーバッグ紅茶をティーポットでおいしく淹れる方法です。
お客様に出す場合や、たっぷり飲みたい場合などは、こちらの方法がおすすめです。
用意するものは、以下の4つです♪
- ティーポット
- ティーバッグ紅茶(ポットの容量に合わせて)
- 汲みたての水道水を沸かしたお湯
- タイマー(スマホの機能でもOK)
特別に必要なのはティーポットだけですね♪
それでは、手順に沿って具体的なやり方を紹介します!
- 飲みたい紅茶の量を決める(何人に何杯ずつ?と大体の量を計算)
- 水を注いで「ポットのここまで注げば何ml」と把握する(カップ一杯が150ccから180ccくらいです)
- 作りたい杯数分のティーバッグを用意
- 沸騰する少し前のお湯をティーポットに注ぐ(ティーポットを温めるため)
- お湯が沸騰したら、ティーポットのお湯を捨てる
- ティーポットに分量通りの熱湯を注ぐ(できれば勢い良く注ぐ)
- ティーバッグを静かにいれる
- タイマーをセットして待つ
- タイマーが鳴ったらそっとティーバッグを取り出す(ギュッと絞らない)
- スプーンでポットの中を軽くかき混ぜて濃さを均等に。完成!
寒い時期になると、蒸らしている間にポットの中の温度がどんどん下がって、十分に抽出されないことがあります。
肌寒い場所で紅茶を入れるときは、蒸らしているときの保温を心がけると味わいが安定します♪
ティーポットの保温アイテム「ティーコージー」を使用したり、厚手のハンドタオルを巻きつけるのが効果的です。
ポットの下にマットや鍋敷きなどを敷いて、下から冷えないようにしてあげるのもおすすめです♪
ティーバッグやマグカップで紅茶は楽しめる?
「ティーバッグで本格的に紅茶を楽しめるの?」「マグカップで美味しい紅茶は飲めないんじゃない?」
って疑問もあるかもしれませんね。
私は、マグカップとティーバッグの組み合わせも、紅茶の楽しみ方のひとつだと思います♪
以前は「ティーバッグの紅茶=安い量産品」というイメージがあったのかもしれません。
しかし、現在は紅茶専門店にもルースティー(毎回自分で計量する茶葉)とは別に、ティーバッグタイプも用意されています。
ティーバッグでも旬のお茶や産地にこだわったお茶、数十種類のフレーバーティーを楽しめますよ♪
ぜひ気軽に飲んでみてくださいね!
ちなみに、イギリスでも主流なのはマグカップ+ティーバッグのスタイルだそうです。
エリザベス女王も、普段はマグカップで紅茶を楽しんでいらっしゃるそうですよ♪
紅茶の奥深さとして、使用する食器を変えると「同じ茶葉なのに香りや味わいの印象が違う!」ってことがあります。
色んなスタイルを試してみると、びっくりするような発見があるかもしれませんね♪
全体に共通するコツ
コツとしては、特に以下の4つのポイントを意識すると、とってもおいしい紅茶を淹れられますよ♪
- お湯は汲みたての水道水を沸騰させて使う
- 茶葉の量とお湯の量に注意する
- 蒸らし時間をきちんと守る
- カップやポットを温めてから使う
カップやポットを温めるのは、茶葉を蒸らしているときのお湯の温度をできるだけ下げないための工夫です。
冷えたポットに熱湯を注ぐと一気にお湯の温度が下がり、うまく紅茶が抽出されない…ということが起こりがちです。
温めるお湯は沸騰したものでなくてもいいので、少し多めに沸かして沸騰前にポットやカップに注ぐのがスムーズです♪
新鮮な水道水には空気がたっぷり含まれているので、ポットやカップの中でしっかりお湯を対流させられます。
紅茶の抽出は「お湯の対流で茶葉が動く」という要素が必須なので、美味しい紅茶には欠かせません。
透明なポットやカップを使って茶葉の様子を観察してみるのもおすすめです♪
美味しくない紅茶を作る行為
おいしくない紅茶を作ってしまうNG行為もあります。
以下の4つの行動をやめると、あなたの紅茶がぐっとおいしくなりますよ♪
- ティーバッグを破って中の茶葉を出す
- ティーバッグを何度も使い回す
- 汲み置きの水、沸騰させ続けたお湯、ペットボトルの水を使う
- ティーバッグを「ぎゅっ!」として紅茶液を絞り出す
ティーバッグの袋の形状と中の茶葉の組み合わせは、紅茶メーカーさんが計算してつくったものです。
中身を取り出してリーフティーのように使おうとしても上手く抽出できないことがあります。
観察してみると、茶葉の大きさなどの違いがよくわかりますよ♪
特にやりがちなのは、ティーバッグを「ぎゅっ!」と絞る行為だといわれています。
ぎゅっとすると濃い紅茶液が出てきて一見おいしそうにみえますよね。
でも、このとき絞り出されているのは「えぐみや苦味」なので、仕上がった紅茶は渋みばかりが強くなりがちです。
ティーバッグを取り出す際は少し揺らすだけでOKですよ♪
まとめ
私は毎日お茶をいれていますが、きちんとコツを実践できなかったときは、どんな茶葉でも、かなり残念な味わいになります。
言い換えると、コツさえ守ればどんな茶葉でも、初心者の方でも、おいしい紅茶を淹れられるってことですね♪
お伝えしたコツを実践すれば、あなたも自宅で簡単に本格的な紅茶に出会えるでしょう♪
最初はややこしく感じるかもしれませんが、すぐに慣れて自然にできるようになりますよ!
カフェで出される紅茶よりも本格的な味わいになっちゃうかもしれませんね♪
「自分で紅茶を淹れるほうがお財布に優しい」「自分の好みに調整できる」っていうメリットもあるので、ぜひ一手間かけてみてくださいね♪