プーアル茶ってどんな味?初心者が最近飲んでる6種と簡単な説明

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急激に暑くなりましたが、まだお茶はホットで飲んでいます。
こんにちは、銀猫です。

今日は、私が最近飲んでいるプーアル茶の感想をお話します。

最初に私が混乱したポイントを整理しつつ、考え方をお伝えし、
そのあとに風味・年代・産地もさまざまな熟茶3種類・生茶4種類をご紹介しますよ。

「プーアル茶ってこんなにいろいろあるんだ!」「これが気になる!」
などなど、楽しみながら気楽に見てみてくださいね。

黒っぽくてちょっと押入れみたいな香りがするやつは苦手!
と思っている方は、きっとプーアル茶に対する印象が変わると思います。

それでは、プーアル茶の全体図から見ていきましょう~!

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私もプーアル茶初心者です

実は、私もプーアル茶初心者です!
なので、詳しくご紹介しようと思いつつ、うまく伝えられるかな…って悩んでいました。

でも、最近お届けした記事への反応を見ていると
『普洱茶(プーアル茶)のことが気になる!』『でもちょっとハードル高い…』
って思っている人がすっごく多いとわかりました。みんな興味はあるんですね!やったー!

私も、飲み始めた頃(去年の10月くらい?)は同じ気持ちだったので、すごくわかります!
マニアックな用語も多いし、混乱してしまいますよね。

現在、中国茶の本などをいくつか読んだり、実際に飲んだり、教えていただいたりして、ちょっとだけ道が見えた気がしています。
まだおぼつかない部分も多いですが、初心者の頃の疑問を覚えているうちに、が混乱したポイントや参考になった記事を紹介しようと思います。

そもそもプーアル茶ってなに?

前置きが長くなりましたが、プーアル茶について一言で表すなら「黒茶の一種」かな?と思います。

黒茶は後発酵茶とも呼ばれ、長期保存してじっくりと育てるのも楽しみのひとつです。
書籍によって紹介のされ方もさまざまでしたが、微生物の力を借りて発酵させているというのも大きなポイントだと感じます。

つまり、年月による風味の変化を楽しむお茶なんですね。
紅茶や緑茶だと比較的すぐに飲み切るので、ちょっとびっくり。

プーアル茶は黒茶の一種だけど、黒茶=プーアル茶ではない

これは、最初に私がつまずいたポイントです。

黒茶っていうのは、そのジャンル全体をまとめている名前です。
「紅茶」「緑茶」みたいなくくりのことですね。
この黒茶というジャンルの中に、プーアル茶や茯磚茶などが住んでいます。

私の脳内イメージは、こんな感じ。(絵心なくてごめんなさい!)

プーアル茶は黒茶だけど、黒茶はプーアル茶だけではない、というのがポイントです。

ちなみに、紅茶を同じイメージで整理すると、こうなります。

大まかな風味や作り方はジャンルの中で似通った部分がありますが、
製法や産地、お茶の木の種類などが違うのでそれぞれ違う個性があります。

今回はそんな黒茶の中から、プーアル茶についてさらに詳しく見ていこう!ってことです。

フリスビーみたいな姿

また、プーアル茶は円盤やお椀のように固められた姿も印象的ですよね。
元は運搬のための形状だったみたいですよ。
バラバラの葉っぱだと衝撃で粉々になりがちですが、固めてあるから頑丈で、遠くまで運べるんですね~。しかもかさばらない!

ただし、このように固められるのもプーアル茶だけではないっていうのもポイントです。
茯磚茶や黒磚茶などもレンガみたいな形になっていますし、
紅茶や白茶など別ジャンルのお茶もフリスビー状にされていることがあります。

プーアル茶は量が多い?

形状といっしょに言われやすいのが「プーアル茶って量がね…」という意見です。

たしかに、本などで紹介されている有名なプーアル茶って、1枚あたり356gくらい。
通販で購入する場合だと「好みじゃなかったらどうしよう?持て余しちゃう…」って心配になりますよね。

実際にプーアル茶の通販をあれこれ見ていると、イメージしていたよりずっと初心者に優しいとわかりました。
たとえば、最近はこんな感じの傾向があるみたいです。

ちなみに、私も最初に飲んだプーアル茶は散茶での購入でしたよ!
癖の少ない宮廷級の熟茶で、10日くらいで飲みきってしまいました。

今のプーアル茶って、
紅茶や緑茶と同じ感覚で飲みたい方にも、
見た目や長期保存などプーアル茶ならではの魅力を楽しみたい方にも、
柔軟に対応
してくれるみたいです。

熟茶の部

それでは、いよいよ具体的なプーアル茶の感想についてのコーナーです。

プーアル茶は、作り方の違いでさらに大きく2つに分けられます。

飲み手目線で特に意識するポイントとしては、

  • 生茶…長い年月をかけて熟成する、若いお茶は緑茶みたいな感じもある
  • 熟茶…熟成の時間を短縮できる製法で作られ、黒っぽくてまろやか

って感じかなと思います。
詳しくは、プーアルカフェさんの生茶と熟茶って?という記事が参考になりますよ。

まずは、日本でプーアル茶っていうとこれ!ってイメージが強い熟茶からご紹介します。

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大益8592

メーカー:孟海茶廠
製造年:2016年
テイスト:杏仁っぽい香りがある、とろ甘
特徴:こもったような甘い香り。蜜香のニュアンスのある杏香という、プーアルカフェさんの説明がぴったり。

少し火の入った厚みのある蜜感と、アーモンドミルクのような甘い香り。
特に、最初の煎にその柔らかなとろみを含む質感が出ています。

もともとは、9等級の茶葉(とても大きめ)ですが、製造工程の中でかなり細かくなっています。
そのおかげか、味わいは濃く、口当たりが優しい印象です。
喉で甘く、チーズと対比させるのも気に入りました。(羊とか白カビとか)

百年同慶號

メーカー:雲南西双版納易武手工石磨壓製
製造年:2004年10月2日
テイスト:軽やか、オイリー
特徴:茶葉が大きい。透明感と柔らかさのある味わい。花のような優しい香りがある。

茶葉が大きく、蓋碗でいれると軽やか。少しオイリーな質感もある。
煎が進むに連れて華やかさも感じます。

熟茶なのに茶葉が大きい!

私はこのお茶に関しては、今のところポットで淹れるのが好みです。
大きめの葉をしっかり開かせることで、風味を濃く楽しめる気がしています。
ポット内に優しい香りが充満するのが好き、という理由も。
透き通った味わいなので、単品で飲むのが好きです。

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大白菜 熟茶

メーカー:下関沱茶
製造年:2016年
テイスト:班章地区。味は濃いが発酵臭などのクセは控えめ
特徴:少し香ばしい香り、まろやかだけど力強い味わい。

これは以前詳しくご紹介しましたが、せっかくなので一覧に加えてみます。
力強い味わいが特徴の班章地区の茶葉を使った熟茶で、所持している中で一番濃い味わいです。

驚きの黒さ!

お湯を注いだときはちょっと香ばしい香りも立ち、最初から最後まで濃いめ。
特に、葉が開いてきた煎の中頃になると、ぎゅっと凝縮された甘さを感じます。
煎の後半は、ほろ苦いチョコレートと組み合わせるのも好きです。

生茶の部

続いて、生茶の部です。
こちらは「初めて見た!」という方も多いのではと思います。

茶区(お茶の木が生えている場所)の違いや、年月による変化がより楽しみやすいのはこちら、という印象です。

大白菜 精品 生茶

メーカー:下関沱茶
茶区:班章
製造年:2016
テイスト:マンゴーのような濃い甘さと力強い渋みの対比が楽しめる。
特徴:年度が若いのに青さを感じない。渋み・苦味が心地よくて飲みごたえがある。

熟茶の部の最後にご紹介した大白菜が、生茶の作り方だとこうなります。
熟茶と生茶ってぜんぜん違うでしょう!ということがわかりやすい例ですね。

驚きの白さ!(白ではない)

2016年に作られたお茶で、全体が薄っすらと緑がかっているような見た目。
しかし、青さを残さない製茶をしているためか、口当たりには嫌な鋭さがありません。
最初は、燻したような風味や、オリエンタルな雰囲気の華やかな香りもありました。

茶葉はマンゴーめいた凝縮された甘い香りがあり、余韻にもフルーティーな甘さを感じます
全体にしっかりと苦味・渋みがあり、飲んだときに満足感があるのも特徴的だと思いました。
(ダージリンの春摘みでいうと、渋みがしっかりしたチャイナ種って感じ。)

とっても気に入ったのですが、現在品切れで60gほどしか買えませんでした。
長期保存もできるので、早めに決断して1枚持っておきたかった…!と悔しいです。

熊猫沱茶 復刻品

メーカー:孟海茶廠
茶区:孟海茶区 後熟茶葉を含む(2~3年寝かせておいた茶葉をブレンド)
製造年:2012年
テイスト:少し青い風味が残っている。じわじわと桃のような甘みが出てくる。
特徴:茶葉がコンソメっぽい香り(煎の最初がちょっとスパイシー)淹れ方で風味に差が出る。

細い葉と大きい葉が見え、茶殻も手触りが異なる印象です。
製茶したての茶葉だけでなく、2~3年寝かせておいた茶葉を意図的にブレンドしているのが特徴。
紅茶でそういうことはしない(ですよね?)ので、びっくりしました。

乾いた茶葉からコンソメのような、野菜ベースの旨味の香りがします。
抽出し始めると桃の儚い香りからマンゴーへと移り変わっていき、大きく印象が変わります。

淹れる温度・淹れ方によって風味が変わり、

高温では、苦渋味が強くスッキリした味わい。軽くスモーキーな香り。
低温では、とろりとしたフルーティーな甘み。軽く胡椒のような華やかな風味。

となりました。

鳳山有機

メーカー:六大茶山
茶区:鳳慶茶区
製造年:2008年
テイスト:作られてから年月が経ち、熟成された香りがある。渋みが甘みを強調。
特徴:有機、表面に銀豪(キラキラする茶葉)がみえる。冷めるととろみが増す。

年月による風味の変化がわかりやすいと思うプーアル茶です。
先程ご紹介した2つと比べると、少し深みのある色に見えませんか?
質感としても、茶液にとろみを感じました。

ちょっとオレンジがかってきてますね。

香りはしっかり発酵臭がありますが、熟茶とは違う感じです。
さっぱりした味わいや渋みなどと合わさって独特の風味になっています。

また、有機茶園の茶葉を使い、製茶工場も衛生管理がしっかり。
『プーアル茶って、清潔さとかどうなの?』って思ってる人にも手にとってみてほしいです。

紹介した6種を並べてみた

せっかくなので、今回ご紹介した6種をばばばっと並べてみます。

全体の色だけでなく、表面に見える茶葉の大きさや様子も、みんな違いますね。
私は果実系の甘さが好みなので、飲んでいると特にその風味に感覚が向くようです。
花のような香りや力強い木の香りが好みの方が飲んだら、違う感想になるのかな、と思います。

また、お茶にもよりますが、煎を重ねるうちに風味が変わっていくことも。

飲みつけたプーアル茶は、好みの風味が出るタイミングもわかってくるので、
「このお茶はそろそろあの風味が出るな。長めにして濃く楽しもう」
なんて、お茶と自分の呼吸を合わせるような楽しみ方もできますよ。

初心者向けセットや50g単位での販売もあるため、気になるものをいくつか買うと、対比させつつ自分の好みを探しやすいと思います。

プーアル茶ってどんな味?最近飲んでいる6種を紹介 終わりに

今回の記事では、特徴がわかりやすいプーアル茶をご紹介してみました。

最初は、熟茶と生茶を1種類ずつ詳しくご紹介しようかな?と思ったのですが、持っているお茶はみんな個性的。

「これが生茶!これが熟茶!」と言い切ると、まだ飲んだことがない皆さんに偏ったイメージを与えてしまう気がしました。

なので、キャラクターの異なる6種類を紹介して、プーアル茶の味わいの幅広さをお届けしてみましたよ!
「押し入れみたいな匂いのお茶だけ」というイメージが変えられて、
プーアル茶を飲んでみる後押しになったら嬉しいです。

マニアックなお話は、勉強しながら整理して、また別の機会にお話する予定です。
他にもお気に入りのプーアル茶があるので、そちらも合わせて詳しくお話できたらいいなと思います。

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