こんにちは、銀猫です!
「お茶のセットをもらったんだけど使い方が分からない」「やることがいっぱいあって大変そう」「私の今の淹れ方って正解?」
って気になっているアナタ!
今日はそんなアナタに向けてティーポットと茶葉(ルースティー)で紅茶を入れる方法を解説します♪
作業の工程と絶対外せないポイント、後半には紹介したコツが大事な理由をご紹介します。
あっ、初心者の方でも淹れやすく、失敗がぐんと減ってステップアップできる淹れ方もご紹介します♪
渋みが苦手な方にもおすすめの方法です。
それでは、ティーポットで淹れる紅茶の世界にGOGO!
用意するもの
まず、手元にどんな道具があるか確認してみましょう♪
ティーポットで紅茶を入れる場合、絶対に必要な道具は以下の6つです。
- ティーポット(中に茶こしが入っていたら取り外す)
- 茶葉(最低でも3g)
- 茶こし
- キッチンスケール(デジタル式で0.1gまで分かるものがおすすめ)
- スプーン
- キッチンタイマー(スマホのタイマー機能でもOK)
あなたのティーポットの中には茶こしが入っていませんか?
もしそうだったら、取り外しておきましょう!
美味しく紅茶を淹れるための大事なポイントなので、うっかり忘れないようにお気をつけください。
あると便利で楽しいもの
必須ではないけれど、あると楽しくて便利なものをご紹介します。
「えっ、これってなくてもいいの?」という物もあると思うので、確認してみましょう♪
- サーブ用のティーポット(余分なティーポットがあれば)
- ティーカップ
- ティーコージー(保温用の道具・慣れてきてからでも良い)
私は、ティーポットからマグカップに注ぐのもアリだと思います!
おいしい紅茶を飲むためにティーポットを購入して、茶こしを購入して、その上ティーカップも購入しましょう!ってことになると、敷居が高いですよね…。
1客あると便利ではありますが、お茶の魅力を知って、お気に入りの紅茶を見つけてからでも良いと思っています♪
ティーポットでの基本の淹れ方
前準備として、ティーポットに目盛りがついてない場合は注ぐ量の目安が必要です。
淹れる紅茶の量が300mlなら「ティーポットのここまで注げば300ml」という位置を覚えておきましょう♪
それでは美味しい紅茶の淹れ方をやってみましょう!
- 蛇口からやかんに勢い良く水を注ぎ、沸かし始める
- キッチンスケールで茶葉を測る(ラベルに書いてある通りの分量で)
- 沸騰する前に、やかんから少量のお湯をティーポットに注ぐ(ポットを温めるため)
- 30秒ほど待ってからティーポットのお湯を捨て、茶葉を入れる
- (やかんのお湯が沸騰)
- 熱湯を分量通りティーポットに注ぐ
- すばやくティーポットの蓋をしてタイマーをスタート
- 蒸らし終わるのを待つ
- タイマーが鳴ったらスプーンでポットの中を軽く混ぜる
- 茶こしで濾しつつカップなどに注いで、完成!
詳しく書いたので手順が多くて難しそうに見えるかもしれませんが、全体が流れ作業で各ステップにかかる時間は数秒です。
やることも簡単なので、慣れると考え事をしながらでもできますよ♪(ヤケドにはお気をつけて!)
特に大事なポイントとしては、以下の4つです。
- 汲み置きの水やペットボトルの水を使わない
- 茶葉とお湯の分量を守る
- 蒸らし時間を守る
- ポットを温めることを忘れない
この4つのポイントは美味しい紅茶を淹れるための必須条件です。
うまくいかなかったときにまず見直すポイントともいえますね。
コツとしては、
- お湯を沸騰させすぎない
- ステップ9と10で茶葉をぎゅっと絞らない(渋みが強くなってしまう)
というところに注意してみてくださいね。
ポイントやコツの理由はこの記事の後半で詳しく解説していきます♪
中級者にステップアップ!失敗しない紅茶の淹れ方
次に、紅茶の味わいを安定させる淹れ方をご紹介します。
抽出条件を揃えやすいので、毎回同じ仕上がりで紅茶を楽しめます。
「自分の好みの味わいを追求したい」「時間をかけてじっくり楽しみたい」「紅茶の渋みが苦手かも」って方におすすめです。
基本編の「必要な道具」に加えて、サーブ用のティーポットが必須になります。
以下の7つをリストでチェックしてみてくださいね♪
- ティーポット(中に茶こしが入っていたら取り外す)
- 茶葉(最低でも3g)
- 茶こし
- キッチンスケール(デジタル式で0.1gまで分かるものがおすすめ)
- スプーン
- キッチンタイマー(スマホのタイマー機能でもOK)
- サーブ用のティーポット
ティーポットを2つ使った紅茶の淹れ方
ステップ9までは基本編と同じなので省略しますね。
蒸らし終わって、タイマーが「ピピピッ」と鳴ったところから分岐します。
10.茶こしで茶葉を取り除きつつ、サーブ用のポットに移す
11.サーブ用のポットからティーカップに注いで完成!
コツとしては、最初に使うティーポット(抽出用ポット)は注ぎ口の広く中身がよく見えるものにすることです。
私は、目盛り付きの耐熱ガラスポットを使っています。
注ぎ口に大きめの茶葉が詰まることもなく、洗いやすく、気に入っています。
この方法では最初に茶葉を取り除くので、ポット内での抽出の進みがありません。
(日本の水は軟水なので、飲んでいるうちに茶葉の抽出がどんどん進みがちです。)
さらに、ポットからポットへ移す際に全体が均一になるので、味わいのかたよりがなくなります。
「2杯目が渋すぎる」「前回となんとなく味わいが違う…」って悩みを解消できますよ♪
おしゃべりを楽しむティータイムなど、一気にたくさん紅茶を淹れてゆったり楽しみたい場合にもおすすめです。
ティーポットで淹れる紅茶にまつわる疑問と答え
ここでは、先ほどご紹介した「おいしい紅茶の淹れ方」に隠されたヒミツをお話します。
「なぜそうするの?」「その手順は必要?」って思った方は、参考にしてみてくださいね♪
なぜティーポットを温めるの?
茶葉から紅茶の成分を抽出するには、熱湯が必要です。
冷えたポットに熱湯を注いだ場合、温度差で一気にお湯の温度が下がってしまいます。
そうなると「うまく抽出されなくて味も香りもイマイチ…」ってことになりがちです。
ティーポットを温めるのは「ポット内のお湯の温度をできるだけ下げないようにするため」ってことですね。
ちょっとした一手間ですが、美味しい紅茶には欠かせません!
なんで汲みたての水道水?
紅茶の抽出は「お湯の対流で茶葉が動く」という要素が欠かせません。
お湯の対流には含まれる空気の量が関係していて、多く含まれている方が良いといわれています。
新鮮な水道水は空気がたっぷり含まれていて、しっかりお湯を対流させられます。
水質的にも、日本の水道水は軟水で、美味しい紅茶を淹れるのにぴったりです♪
沸騰させすぎても水の中の空気が逃げてしまうので、沸騰してすぐ使うことを意識してみてくださいね。
透明なティーポットを使うと茶葉やお湯の動きが観察できて楽しいですよ♪
毎回同じ茶葉の量と蒸らし時間ではダメ?
紅茶の茶葉は種類によって大きさがかなり違います。
それぞれ、茶葉の性質や長所を活かした大きさになっているからです。
茶葉の大きさや性質が違うと、一杯の紅茶を入れるのに必要な時間・茶葉の量・温度が異なります。
紅茶メーカーさんによっておすすめの淹れ方が異なる場合もあります。
初めて飲む紅茶のときは、ぜひ茶葉のラベルをじっくり読んでみてくださいね♪
ひとつの茶葉でさまざまな淹れ方を試してみる、という楽しみ方もおすすめです。
茶葉を絞ってはいけない理由
ティーバッグや茶葉を「ぎゅっ!」と絞る行為、なんとなくやりたくなりますよね…。
絞ると濃い紅茶液が出てきて一見おいしそうにみえるからかもしれません。
でも、このとき絞り出されているのは「えぐみや苦味」などの雑味成分だといわれています。
えぐみやよけいな風味が混ざって紅茶全体を台無しにしてしまいます。
まとめ
おいしい紅茶を淹れる方法を調べていると、初心者さんに間違った情報を伝える記事が多いように感じます…。
でも「紅茶の本を買う」ってなると、出費が増えるので、敬遠してしまいますよね。
なので、今回の記事は「やってみたいけどどうすればいい?」という方向けにしてみました♪
できるだけ実践的に、詳細に説明していますよ♪
解説している手順や使う道具は、毎日紅茶を飲んでいる私が「どの種類の紅茶を淹れるにも必要」って思うものだけにしています。
実際にやってみて「この道具不要じゃない?」「これを追加したいなぁ」「この手順ではなく、こうしたいなぁ」って思ったら、どんどんやってみましょう!
それがアナタらしいお茶ライフの始まりになりますよ♪
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