こんにちは、銀猫です!
今日は、先週(2019年10月12日)に札幌の持ち寄り茶会にあわせて、北海道に行ってきた話です。
北海道に行く予定のお茶好きさんが気になってるかな?って思う場所の感想や、
私のイチオシスポットをご紹介していきます!
乳製品がおいしくて、とくに牛乳や生クリーム・バターが絶品!
紅茶のお供として現地で合わせてみたり、お土産にしてみてはいかが?
それでは、おすすめスポット別にみていきましょう!
さっぽろ持ち寄り茶会に行ってきた話
(※どこの地方の持ち寄り茶会でも優雅さは品切れ)
まず、旅のメインであるさっぽろ持ち寄り茶会の感想から。
さっぽろ持ち寄り茶会は、みんなで茶葉や茶器を持ち寄っておいしいお茶を飲む会です。
(詳しくは、Twitterで「 #さっぽろ持ち寄り茶会」を検索してみてね。)
(躍動感のある単叢の貢香。ヤバイ香りの意。茶葉マシマシ茶殻アツアツ)
茶盤やポットを持ち寄ってくださっていて、すごくお茶を淹れやすかったです!
ほぼ初対面の方ばかりでしたが、おいしいお茶を囲むと話が弾み、とても楽しかったです。
(白香螺。安吉のお茶。茶葉がきれいなだけでなく風味も素晴らしい)
自分では選んでこなかった・存在すら知らなかったお茶や、
ローカルなお菓子(バター煎餅とか)や地元民のみなさんイチオシのお菓子を味わえました。
あと「あのイベントで買い逃して気になってたやつ!」っていうお茶と再会できたりして、
持ち寄ってくださった方やそのお茶との縁みたいなものを感じました。
(山鼻スコーン!おいしい~!小麦とバターの風味が豊かです)
私も、地元のお菓子やお茶屋さんのお茶(尾道紅茶のウバTB)、推しの茶葉を持参し、布教してきました。
「こういうテクニックを教えてもらったんですけど…どう?」
なんて、オフレコな話を情報交換できるのは、こういう場ならではだと思います。
みなさんも、旅行のついでに各地のお茶会に気軽に参加してみてはいかが?
おいしいお茶が飲めるスポット:六花亭のカフェ
お茶好きあるあるなお悩みとして「旅行中に美味しいお茶が飲みたくてたまらない!」「けど見つからない…」ってことがあると思います。
札幌でそんな症状に苛まれた方におすすめしたいのは、六花亭のカフェです。
六花亭札幌本店の2階にあり、営業は10時半から。1回の売店は10時からで、同ビル内にギャラリーもあります。
スイーツは、四季折々の食材がふんだんに使われていることが伺えますし、
大きな窓からは外の景色が見え、内装には六花亭のトレードマーク(北海道の草花)が散りばめられています。
私が注文したのは「さっぽろ植物園(秋)」とダージリン。茶器はロイヤルコペンハーゲンみたいです。
紅茶はポットサービスでたっぷり2杯飲めますよ!
ふわっふわのレアチーズのムースと新栗に、目の前でラム酒の香りがするカラメルソースを掛けてくれます。
渋みがしっかりあるダージリンと丁度いいバランスです。
ドリンク+スイーツで1,000円以内だったので、朝食代わりにおすすめです。
アンティークカップとバラとチョコ:白い恋人パーク
英国式紅茶がお好きな方&アンティークの食器がお好きな方、そしてチョコレート好きな方にオススメなのが石屋製菓の白い恋人パークです。
ヨーロッパの洋館を模した建物で、庭にはバラ園があります。
イングリッシュローズもたくさん咲いていて、その一つ一つに丁寧な説明書きが添えられているのが良かったです。
バラの系統別に香りの展示もあり、なかなかマニアックですよ。
私も自然と「これはティー系なのか~」などと説明を読みつつバラの嗅ぎ比べをやりました。
アンティーク好きさんにおすすめなのは、プレミアムファクトリーコースで見られるアンティークのチョコレートカップの数々です。
個人では揃えるのが難しい優美なセットや、当時オーダーメイドでつくられたチョコレートの入れ物がたくさんみられました。
(有料展示なので、一部のみ画像載せますね)
カフェエリアでおすすめなのは、チョコレートドリンク!
プレミアムファクトリーコースでチョコレートの歴史を学び、
豪奢なチョコレートカップを拝見し、
最後にカフェエリアで実際にチョコレートドリンクを飲める構成になっています。
窓際の席は時計塔や花が見えるので、カップで手を温めつつゆっくり休憩できました。
お茶好きさんにオススメ:宿で「いつものお茶」を楽しむ
せわしなくなりがちな旅行中、お茶好きさんにとくにおすすめしたいのが、宿でゆっくりお茶を楽しむこと。
リラックスという意味以外に、こんなメリットがあります。
- 自宅と違う環境での風味の出方を知れる(水・茶器・体調etc)
- その土地のものとペアリングできる
- 「いつものお茶」のいいところを再発見できる
たとえば、私は持ってきた紅茶と地元のおいしい牛乳をペアリングしてみました!
大きめの茶葉のアッサムを持っていき、まずはストレートで「おや、家で淹れるよりモルティーだなあ。渋みは弱めになって香りがよく立つ」。
地元のグラスフェッド牛乳を加えて「この牛乳のリッチな味わいはこの茶葉にぴったり!」と感激したり。
ウバを淹れて「家で淹れるよりもウバの甘い香りがよく分かる!これって、お水かな?それとも私の体調かな?」と考えたり。
いつもと違う場所にいるからこそ、いつものお茶の違う側面を観察できますよ。
地元の方と交流したり自然に触れる
北海道観光のスケジュールにぜひ入れてみてほしいのが、乗馬体験です。
英国式紅茶がお好きな方は、とくに興味があるかもしれませんね!
私は今回がはじめての乗馬でした。
温厚で賢く、そしてサラブレッドよりは少し小柄な道産子馬さん(北海道和種)のおかげで、1時間ほどの外乗をのんびり楽しめましたよ。
ホースパークは広大な土地の中にあり、周囲には美しい丘、本州とは違う植物の生い茂る森林がありました。
小柄とはいえ、道産子馬の背に乗ると130cmほど視点が上がることになります。
そうすると、普通に散歩していると見えないような美しい景色が目に飛び込んできますよ。
もちろん、馬さんの感情や好き嫌いなどもバッチリ伝わってきて、それもまた特別な思い出になります。
私は、馬上から見えた景色について尋ね、あとで案内してもらったりもしました。
(1人で行ったけど、みなさんが親切でちっとも寂しくありませんでした)
宿では、このあたりの植物の話・名産の話・酪農に関するオフレコな話なども伺えました。
北海道のものを購入してお茶とペアリングする際に参考になることがいっぱいありました!
終わりに
ざっくりとですが、私の初めての北海道滞在はこんな感じになりました。
帰宅したら、自分用に買ったおみやげ(六花亭の「いつか来た道」)といっしょにお茶!
牛乳・バター・チーズ・ベリー・小麦…と北海道にはお茶と相性のよい食べ物がいっぱい。
自然に囲まれたテーブルも各所にあったので、お茶とお菓子を持ってピクニックもできそうです。
ぜひ、お茶好きの皆さんも北海道に出かけてみてくださいね。
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