【2023年】第4回大大阪お茶会参加レポ

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こんにちは、銀猫です。
今日はおよそ3年ぶりの開催&現地イベント参加となった、第4回大大阪お茶会について参加者側の目線でレポートしていきます。

各イベントの主催者さんや、行う時期によって開催状況は異なると思いますが、
「現地で行う飲食系イベントって最近どんな感じなの?」「新しい会場どうだった?」ってことや、
「現地参加の楽しみとかメリットってなに?」ってことが知りたい方向けに、参考になりそうなことを整理しつつ感想を書いています。

第4回大大阪お茶会の概要

大大阪お茶会の公式サイトはこちらです

大大阪お茶会についてざっくり説明すると、お茶好き・お茶に興味ある人向けのコミケです。(参加者はそんな感じだな~って思ってます)
日本中から色んなお茶のお店が集まっているため、普段行ったことのないお店の茶葉や飲んだことのないタイプの茶葉を気軽に手に取れます。

茶葉や茶器、茶道具を実際に見て質問しながら購入ができ、短時間でたくさん見て回って比較できるのも特徴です。
気軽に質問できる雰囲気なので、普段は専門店は敷居が高いな~って思ってるお茶初心者さんにもとてもオススメですよ。

第4回は会場を天満橋のOMMビルに移転し、開催日程はこんな感じでした。

<販売ブース>
1/28(土) 13:00~17:00
1/29(日) 10:00~17:00
※セミナーやワークショップは年度によるため割愛

今回の私の参加日程

(私は地方からの参加だったため)買いたい者を確実に買う&大阪のお店もそれなりに楽しむために金曜日に前乗りしました。
少し混雑が心配でしたが、夕方までの開催だったため日曜の夜に帰宅することにしました。

顔見知りのお茶マニアの参加者さんにも聞いてみたところ、

  • 金曜日から来て2日通し参加(前乗り)
  • 土日どちらか1日参加(遠征で日帰り)

という具合にきれいに傾向が分かれていました。(これは時期的な理由が大きいみたい?)

会場と周辺のおすすめ情報

今回新しく会場となった天満橋のOMMビルは駅直結でとても利便性の高い施設でした。
建物内にコインロッカーや飲食施設がたくさんあったため、地方からの参加がかなり楽になった印象です。
ATMもあるので途中で予算オーバーしても安心ですね!

最寄り駅の天満橋駅からは谷町線が利用でき、この沿線には評判のいいティールームがたくさんあります。
(ティールームグランドツアーさん・トリントンティールームさん・ザ ボトルオーブンさん など)
もし、宿の場所に悩んでいるなら、谷町線沿いに探してみてもいいかもしれません。

グランドツアーさん

ボトルオーブンさん

スコーンやサンドウィッチなど軽食メニューのあるティールームが多く、甘いものが苦手な方でも利用しやすそうでした。

朝ごはんはしっかりと!

これは主にお茶イベント初参加の方向けの情報になりますが、当日朝ごはん(orブランチ)はしっかり食べるのがおすすめです。
遠征参加の場合もつい疎かにしてしまいがちですが、試飲による茶酔いを少しでも軽くするために重要です。
会場周辺に飲食店があると朝時間がなくてもササッと現地で食べられるので、この面でも今回の立地はありがたいですね~!

腹持ち&吸水性の面でいうと、大阪の粉モン(ネギなしで!)は朝食にぴったりですよ!

今回の宿はこちらでした

今回の大阪遠征の宿は堺筋本町駅の近くにあるシティプラザ大阪さんでした。
天満橋・谷町方面へのアクセスがよく(やや方向音痴気味な私でも)当日迷わず会場に行けましたよ。

ちなみに、館内には温泉大浴場、ホテルの目の前にコンビニ(ファミリーマート)があります。
この大浴場は露天風呂やジャグジーつきの浴槽があり、歩き回って疲れた体を休めるのに最高でした。

 

すぐ隣に阪神高速道路が通っていますが、防音がしっかりしていてとても静かに過ごせました。
都市部では珍しく駐車場付きなので車での遠征にも便利そうです。

ファミマはホテルのすぐ目の前(右下に見えてるやつ!)

谷町方面にも北浜方面にも行きやすいため、ティールームめぐりを計画している方にはとてもおすすめのホテルです。

当日の様子と感想

熱気で曇りっぱなしの窓

入場時に検温&500円を払い、入場券を頂いてGO!
入り口ではプラの試飲カップももらえますが、My茶杯持参の方が多くて出展者さんも驚かれていました。

 

(体感になりますが)土曜日の開場直後が1番凄まじい熱気でした。
というのも、会場限定のセット商品や限定茶葉などは例年あっという間に売り切れてしまうからです。
押し合いへし合いというほどではないのですが、どこのブースも電気ケトルでお湯を沸かしてお茶を淹れているのでその熱と湿度もあり…。

当日、外は雪がちらほら舞う気温でしたが、会場内では動いていると特に暑く感じました。
大きな荷物がある方はコインロッカーなどに預けておくとスムーズに見て回れそうです。

つしま大石農園さんのとらやま缶(ツシマヤマネコ保全に寄付ができる)の内飛。かわいい。

反対に、日曜の午後はかなりのんびりと見て回れました。
土曜日に事前に目星を付けていたものを買って、日曜は自由にあちこち開拓して回っている方も多いように見えました。
ただ、数を持ってこれない茶葉や人気の茶葉はあちこちで売り切れてしまっていました。
確実に買いたいものがあって、どちらか1日だけしか参加できないなら、土曜日をおすすめします。

 

日曜は人気のセミナーやワークショップもあったため、(予算や荷物量的な理由で)お買い物はもうOK!会場内の片隅で参加前に休憩しつつ時間調整しよう!って方も多かったのかもしれません。

主催者さん情報では、入場者数的には日曜のほうが多かったみたいです。
ただ、時間枠的に土曜は4時間・日曜は7時間だったことを踏まえると、1日目の土曜日はぎゅっと凝縮された熱気だったと言えそうです。

 

現地参加のメリット

こういったお茶イベントも最近はオンライン上で開催されていたため「現地で参加するメリットって何なの?」と思われるかもしれません。
とくに、コロナ禍中にお茶にハマった方(現地イベント参加したことない方)はピンときにくいかと思います。

交通費や宿泊費を払ってでも現地参加するメリットは、現在主に以下の3つが挙げられそうです。

  1. 送料を気にせず色々試せる
  2. 気になることを質問できる
  3. おすすめ紹介ツアーが発生する

以下で簡単に解説します。

送料を気にせず色々試せる

まず、初心者さんにとって1番嬉しいのが最初に挙げた「色々試せること」になりそうです。
好みのお茶や茶器を探すとき、通販だとどうしても送料が気になりますよね。

ある程度専門的なお店になると「うちは岩茶がメインで他はないです」「うちは煎茶だけです」ってこともあります。
(特に初心者さんはそうだと思いますが)まだ好みかどうかわからないものを試飲せず、まとまった量買うのってかなり勇気がいりますよね。
でも試してみないと好きかどうかわからないし、新しいお店も開拓できない…!

現地参加ではお店によりますがだいたい試飲ができますし、特に気になっているやつを1袋だけ買ってみよう!っていう買い方ができます。
人によっては、岩茶の水仙を1袋ずつ5店舗くらいで買う、みたいなこともできちゃうわけです。
買い物面では、現地参加のほうがかなり気軽だと思います。

気になることを質問できる

ブース形式なので、気軽に立ち寄って質問できるのもいいところです。
お店によっては「普段は実店舗がすごく人里離れた場所にあって行きにくい…!」「色々聞きたいけどメールで問い合わせるほどではないんだよね」ってこともあるため、これはお茶マニアにも嬉しいメリットだと思います。

私も、普段は通販で利用しているお店の方に気になっていたことを確認できる機会になりました。
初心者さんの場合、他の参加者さんと店主さんのやり取りを聞いて勉強になることもあるかもしれません。

おすすめ紹介ツアーが発生する

これは主にSNS上でお茶好きさんと交流をしている方向けになりますが、会場でばったり会った方に おすすめのお店と特に推してる茶葉 を教えて頂けることがあります。
お茶好きさんは結構飲ませたがり(?)なので、自分の大好きな茶葉を人に飲んで欲しい!!そして感想が聞きたい!!って気持ちがあるんです。

案内してくれたのが店主さんと懇意な常連さんだったりすると、1人で行くと聞けなかった買い付け時のお話やとっておきの限定茶が出てくることもあります。

ガッツリ案内してもらいたい場合は事前に約束しておくのが無難ですが、
人がお茶買いまくってるのを見たい!!っていう邪悪なお茶好きも結構いるので、タイミングが合えば割とこのツアーが発生します。

コロナ禍前ほどではないですが、普段SNS上で仲よくしている方と交流できるのもメリットです。

ワークショップ参加


「カップ&ソーサーの誕生と変遷」のワークショップに参加しました。
歴史的な価値のあるアンティークカップを実際に手に取ることができる貴重な機会でしたよ!
ティーボウルに関するよくある思い込みのお話には、みなさんびっくりしつつ頷かれていました。

18世紀中頃のマイセン。なんと触ってOK!

 

美術館では絶対に触らせてもらえない品もありましたが、実際に間近で見る・触り比べることでわかる違いもありました。
他の参加者さんの質問と回答も聞いていて面白かったのでまた参加してみたいです。

終わりに

今回の大大阪お茶会が3年ぶりのイベント参加になりましたが、とても楽しく過ごせました。
現地参加してみると「オンラインと現地では空気も違うし、ここにいるのがみんなお茶好きってすごいことだな」って感じます。

以上、ざっくりにはなりますが、参加者側の目線での第4回大大阪お茶会のレポートでした。
とっても楽しいお茶のイベントなので、来年は行ってみようかな?どんな感じなのかな?って気になってる方の参考になったら嬉しいです。

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