こんにちは、銀猫です♪
先日から続々とルピシアの2018年夏の福袋が到着していますね!
でも、竹2タイプを選んだ人から「えっ、なんで!?」「過去にないパターンすぎて残念」という声も挙がっていました…。
なぜこうなっているのか?お得さはどうなったのか?これからも変更は続く?ってことを、解説していきますね!
まだ買っていないけどルピシアの福袋が気になっている方も、
今年の夏や来年の冬にルピシアの福袋を買うか判断するためにぜひ参考にしてみてください♪
ルピシアの2018夏の竹2の中身
最初に、ルピシアの2018夏の福袋竹2タイプのネタバレを見てみましょう!
まずは、スペシャルティーや高価格帯以外の茶葉がこちらです。
- ディクサム・ブロークン
- ユニオンジャック
- スリランカ~光り輝く島~
- キームン・クイーンズホープ
- ティーブレイク
- ベルエポック
- アッサム・カルカッタオークション
基本のパターン通りって感じですね!
よく竹2の夏の福袋に入っている茶葉が並んでいます。
しかし、ルピシアの福袋の目玉とも言えるスペシャルティーはというと…
()の中は茶葉の種類と大まかな値段です。
- カイルベッタウィンターフロスト(ニルギリスペシャルティー 1,800円)
- カンチェンジュンガ(ネパール秋摘み 1,080円)
- ティンダーリア(ダージリン春摘み 2,600円)
- ドゥーム二(アッサム春 通販限定 1,800円)
そうなんです…竹2タイプだと例年3種類は入っているダージリンが、今回は1種類だけでした!
他のパターンとしては、ドゥームニではなく、
グームティー秋摘み(ダージリン)だったり、
ダージリンオータムナルプレミアム(ダージリン秋ブレンド)
ということもあるようです。
基本的には、みんなほぼ同じ中身みたいですね。
ちなみに、ルピシアの2018夏の福袋についての私の予想はほぼ当たった!という結果になりました。
ルピシアの2018夏の竹2って、なんでこうなったの?
この結果やネタバレだけ見てしまうと
「えっ!ルピシアの福袋ってイマイチになったの?」「冬も買うのやめとこうかな…」
って思ってしまいそうです。
なので、ここからは紅茶業界のニュースと合わせて
- どうしてこうなったの?
- 総合的にお買い得じゃなくなったのか?
- これからもこの変更は続く?どんなことが影響する?
ってことに注目して解説していきます!
今年の冬に買おうとしている方や、買って損したのかよくわからない方も参考にしてみてくださいね♪
1.2017年のダージリン地方の事件
ルピシアの2018年の福袋に大きく影響したのは、ダージリンのストライキです。
2017年の夏頃から秋ごろまでダージリンの収穫や製茶がストップしています。
さらに、茶園の手入れなどの問題により、日本の紅茶専門店では2017年のダージリンオータムナルの入荷量も減りました。
(ここまでの詳しい経緯や顛末はダージリンストライキの記事でお伝えしています。)
さらに、2018年の春摘みもダージリン地方全体として生産量が落ち、価格が高騰したようです。
ストライキ中に手入れができない茶園もありましたが、茶葉の質は低下せず、むしろ上がった茶園もあったようです。
ルピシアの竹2の中身が変わった理由は、
ダージリンの高騰と入荷量の不足の影響だといえます。
2.総合的にお買い得じゃなくなったのか?
次に、値段についてです。
ルピシアの福袋は「おおむね金額の2倍以上の茶葉が入っている」というのがポイントになっていました。
「今回は高額なダージリンが少ないから損した!?」って不安になってしまいますよね。
でも、実際は、スペシャルティー枠としてこんな紅茶が入っていました。
- カイルベッタウィンターフロスト(ニルギリスペシャルティー 1,800円)
- カンチェンジュンガ(ネパール秋摘み 1,080円)
- ドゥーム二(アッサム 通販限定 1,800円)
- ティンダーリア(ダージリン春摘み 2,600円)
ドゥームニは今春に通販限定で販売されたアッサムですし、ニルギリもティンダーリアも今春の茶葉です。
カンチェンジュンガも近年評価が高まっているネパール紅茶です。(秋摘み&まだ知名度がないのでやや安めですが)
さらに、ルピシアの2018夏竹2の茶葉の値段を計算すると、総額は12,000円ほどになりました。
ダージリンの夏摘みを期待していた方や秋摘みが入っていなかった方は残念に感じるかもしれませんが、
価格的にみると特に今年は損だった!ってことはないようです。
むしろ、今年の春摘み茶葉が多めという意味では、ラッキーだったかもしれません。
3.ルピシア竹2の変更はこれからも続く?
ここまで知るとさらに気になるのは
「ルピシアの2019冬の福袋の竹2もダージリンは1種類だけ?」「それとも3種類に戻る?」
ってことですよね♪
そもそもの変更の理由は2017夏から2018春ダージリンの高騰や入荷量の減少ですが、
その理由は「ストの影響による生産量の低下」だといえます。
なので、これからの茶園の状況によっては、福袋の中身の変更も続きそうです。
2019冬の福袋に影響するのは、
- 2017秋摘みの在庫
- 2018春摘みの在庫
- 2018夏の入荷量と在庫
になります。
2017年の秋摘みは今回の福袋にあまり入っていなかったので、もうあまり在庫も残っていないのだと思います。
そして、既にダージリン春摘みが高騰しているので、価格的にダージリンを3種いれるのは難しそうです。
2018年のダージリン夏摘みが順調に入荷したら、
2018年のダージリンの春摘み1種+2018年の夏摘み1種
という組み合わせになりそうです。
【ルピシア福袋2018夏】竹2の中身の変更アリ!お茶好きが全力解説
ルピシア2018夏竹2の福袋はちょっと中身が変わっていましたね。
買ってがっかりする人や「損した?」って誤解する人が増えないように、頑張ってわかりやすく解説してみました♪
これから竹2を購入する方は
ダージリン狙いなら微妙だけど、春摘み茶といつものブレンドが欲しいならおすすめ!
だと言えそうです。
価格差はなく好みの問題になりそうなので、ぜひ参考にしてみてください♪
私も分かり次第お伝えしますが、気になる方は紅茶業界の情報をチェックしておくのがおすすめです♪
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