【ルピシア】シーヨク2017-DJ96(ダージリン秋)感想

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こんにちは、銀猫です!

今日はルピシアから販売された2017年のダージリンオータムナル「シーヨクDJ96」の感想です♪
茶葉の様子、水色、風味、おすすめの食べ合わせやミルクティーの雰囲気…などなど、ポイント別にレポートしていきますよ!

「シーヨク茶園の取り組みや特徴」では、古くからある茶園の方針転換のお話もご紹介します!

それでは、茶葉の詳細からみていきましょう!

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シーヨク2017-DJ96ってこんな感じ

まず、公式の説明をご紹介します!

完熟したぶどうを思わせる深い香り立ち。繊細な甘みに秋摘みらしい旬を感じるエレガントなダージリン紅茶。

【お茶の説明】
特に夏摘みに定評があるシーヨク茶園では、どこか夏摘みの余韻を思わせるフルーティーな香りに、秋ならではの深みと甘みが重なる上質なオータムナルを作り、今シーズンを通して実力派茶園としての存在感を示しました。
このロットは、熟したぶどうを思わせる甘くジューシーな香りに、秋らしい甘さが素晴らしいバランスで調和しています。

価格は50g袋入で1,850円でした!

ちなみに、この茶葉はストライキ後に生産・入荷されたものです♪
2017年の初夏(ストライキ前)にルピシアに入荷した夏摘みはDJ78だったので、どれくらい茶園の活動が止まっていたのか垣間見ることができますね…。

実際に飲んでみた様子

それでは、茶葉の様子から見ていきましょう!

茶葉は大きくて厚みがあり、黒っぽい茶色の中に赤みが混じっているように見えます。
食べると、パリパリした食感で大人っぽく甘い葡萄めいた味わいが楽しめました。
ちょっと後味にワインやビールのような風味があり、ジューシーなだけではない雰囲気を感じます!

温めたポットに茶葉をいれると、ここでも「ワインになりかけたような気品のある葡萄っぽさ」が広がりました。
シュワッとしたアルコールの風味にも似ていると思います。

6g300ml3分で淹れてみた様子がこちらです!

カップでも分かりやすく甘く香りフルーティーさがはっきりと出ている印象です。
夏の軽やかなダージリンの雰囲気と比べると、香りも深みを増して大人びていて「まさに秋摘み!」って感じです♪

味わいはとろりとした舌触りで尖りがなく、甘く丸く口の中に広がっていきます。
後味にもかすかな甘味が続き、香りの印象と合わさってまさに葡萄の後味のようだと感じました。
少しだけベールのように舌を覆う渋みがありましたが、あまり目立たず、飲み終えるまで気づかないほどでした。
コクがあるのに渋みは少なく、まろやかで甘いダージリンオータムナルって印象です♪

茶殻も食べごたえがあり、こちらにもあまり渋みは感じませんでした。
トゲトゲした硬さがないので口の中に残りにくく、かなり食べやすいと思います!

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シーヨク2017-DJ96の味わいの感想

それでは、それぞれ気になるポイント別の感想です♪

  • 茶葉…大きくて厚みがある。黒っぽい茶色に赤み。パリパリした食感で茶葉からも熟成した葡萄の雰囲気。
  • 水色…暗い赤橙色~赤橙色
  • 香り…大人びた葡萄の雰囲気。
  • 味わい…甘く丸く、滑らかな舌触り。ワインやビールのような風味が少し。後味にもかすかな甘味が続き、飲み干した後にベールのような渋みに気づく。

渋み    ★★☆☆☆
フルーティー★★★★★
重厚感   ★★★★

しっかりとコクがあって尖りがなく、余韻の甘みは長く、秋摘みのおいしさを堪能できる茶葉という印象です。
全体に優しい雰囲気と大人びた雰囲気があり、ひとくちに葡萄と言ってもいろんな種類があるんだなぁ、って思いました。

私は、茶液の温度が下がってくるとさらに甘みが感じやすくなる気がしました。
余韻や温度変化も含めてじっくり楽しむのがおすすめです♪

個人的には、同じく2017年の夏のサングマ141をさらに大人っぽくした雰囲気だと思いました。
フルーティーな「葡萄のような雰囲気のダージリン」がお好きな方の好みに合いそうですね♪
私はすっごく好みです!

ミルクティーにあう?

シーヨク2017-DJ96はしっかりコクと甘みがあるので、ミルクティーとして楽しむこともできます♪

私はじっくりと濃い目(6g300ml85度くらいで10分)にして、ミルクを加えるのが気に入りました。
渋みが出にくいようなので、時間をかけてゆっくり飲むのにも向いていると思います!

おすすめの食べ合わせ

コクと甘みがあって香り高いのでそのままでもかなり満足感があると思いますが、合わせるなら、

  • プレーンなシフォンケーキ
  • フルーツ入りでリキュールのきいたパウンドケーキ
  • モンブラン

などがおすすめできそうです♪
特に、リキュールのきいたパウンドケーキはシーヨク2017-DJ96の雰囲気によく馴染むと思います!
午後のおやつだけでなく、夕飯後のハイティーにもよさそうですね♪

シーヨク茶園について

シーヨク茶園の茶葉は初めてだったのですが、すごく気に入ったので茶園について調べてみました!

シーヨク茶園の創立は1868年で、1995年から有機栽培(オーガニック及びバイオダイナミック製法)を始めているみたいです。
インドとネパールの国境に近いダージリン南西部、ミリックバレーにあるそうです。
自然豊かな場所で、茶園の近くにはトレッキングコースもあるみたいですね!

どのシーズンも高品質な茶葉を生産していますが、とくに夏摘みが人気みたいですよ♪

シーヨク茶園の方針や特徴

シーヨク茶園はラボンと呼ばれる地域にあります。
ここにはサングマセリンボンといった有名茶園もあり、創業年度や生産方針(有機栽培)も似ているみたいですね♪
これは「樹齢の古い茶の木を活かすための取り組み」だといえそうです。

創業年度の古い茶園には樹齢が古いチャノキ(実生の茶)が多くあります。
この木は品種改良されたチャノキ(挿し木栽培・クローナル種)と比べると収穫量が少ないというデメリットがあります。

そのかわり、実生の茶には

  1. 病気や害虫に強い
  2. (比較的)手間がかからない
  3. 実生の茶ならではの風味がある(マスカテルフレーバーなど)

という長所があるそうです。

1の特徴は有機栽培と相性がよく、クローナルのチャノキでは難しいことのようです。
また、風味の面でも違いが出やすく、ダージリンの好みが分かれるポイントになりやすいようですね!
(なので、販売店によっては通販サイトなどにクローナル種かチャイナ種かを明記していることがあります。)

つまり、
創業年度の古い茶園は収穫量を優先して植え替えを行うのではなく、昔からあるチャノキの長所を生かす方針へ転換している
ってことですね♪

新しくできた茶園は「選び抜いたチャノキと収穫量で勝負する!」という方針、
古くからある茶園は「昔ながらのチャノキを生かして品質で勝負する!」という方針、
それぞれ今後どうなるのか見守っていきたいですね!

(参考 紅茶味わいの「こつ」p17 『実生の茶とは何ですか?品種茶とは何ですか?』

【ルピシア】シーヨク2017-DJ96(ダージリン秋)感想 終わりに

すこし後半のお話が長くなってしまいました…。

でも、お茶って、産地の気候だけでなく茶園の方針や品種という特徴に注目してみても面白いと思います♪
私の周りのお茶好きさんも、たくさんあるお茶の中から「好みの風味の茶葉」をみつけるヒントにされているようです。
お茶は農作物だ!ってことも実感できると思いますよ♪

シーヨク2017-DJ96は優しく穏やかな味わいとフルーティーな香りも、古くからあるチャノキのおかげなんだなぁ、と想像が膨らみますね♪
秋摘みのダージリンならではの甘みと厚みをゆっくり楽しんでみませんか?

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