こんにちは、シーヨックファンの銀猫です!
今日はシーヨック2019-DJ76を飲んでみた感想をお届けします。
この記事は、前の記事でご紹介した2018年のシーヨック茶園の茶葉と比較しつつ読むのもおすすめです。
テイスティングカップを取り入れたり、並べて写真を撮ったり、できるだけわかりやすくしていますよ。
それでは、茶葉の紹介から見ていきましょう!
シーヨック2019-DJ76ってこんな感じ
こちらの茶葉は、2018年のシーヨックと同じくTEAPONDさんで購入しました。
http://www.teapond.jp/worldtea/1157.html
まず、公式の説明がこちら。
ネパール国境に近いダージリン ミリク地域の茶園から届いた夏摘み茶です。チャイナ茶樹から作られた銘柄は、微かに香ばしい火香と葡萄を頬張ったような甘い香りと味わいが溶け合い、フルーティーな余韻となって喉の奥に広がります。
少し香ばしめの製茶をしているのかな?と感じる説明ですね。
お値段は、50g2,052円です。
ちなみに、お茶のイベントでは、この茶葉が大人気だったみたいです。
先日のジャパンティーフェスティバルで昨年のティースターバレーに続き、今年もダーリン シーヨック茶園DJ-76がファインティー賞★★★を受賞いたしました!ご来場いただいたお客様が、多くの銘柄を試飲した中から当店の紅茶をお選びくださりスタッフ一同とても喜んでおります!ありがとございました! pic.twitter.com/oipjH6pAFJ
— TEAPONDの公式ツィッター (@TEAPOND) October 23, 2019
シーヨック2019-DJ76を実際に飲んでみた様子
まず、茶葉の様子がこちら。
2018年のロット(画像左)と比較すると、全体の色味は2019年のロット(画像右)の方が明るく見えました。
しかし、食べると2019の茶葉は明確に香ばしい風味があります。
温めたポットでは、香ばしさを連想する酸味混じりの香り。少し、果実の香りも感じます。
6g400ml3.5分の条件で淹れた様子がこちらです。
カップでは、フルーティーに香ります。
飲むと、軽くビターな風味。2018のような鋭い渋みはなく、スムーズです。
熱いときは、鼻抜けに焙煎系の香りが強く出ていました。
しっかり冷めてくると、澄んだフルーツの風味が出てとてもおいしいです!
雑味がなくなって、全体的に軽やか。アイスティーにもよさそうなピュアな味わいです。
濃くなったところにミルクを入れると、ぶどうの風味が浮き上がってきてとてもおいしいです!
秋のシーヨックのミルクティーと共通する要素ですね。
茶殻はこんな感じです。
2018のロットよりも茎っぽい部分が見られ、これが甘みを出しているのかな?と思いました。
香りがとても良く、冷めたときに茶液に同じ香りが出ます。
食べると、この茶殻もしっかり渋くて柔らかめです。
シーヨック2019-DJ76の味わいの感想
それでは、シーヨック2019-DJ76について、ポイント別の感想です。
(冷めたときの変化も含めて総合しています。)
渋み ★★☆☆☆
フルーティー★★★★☆
重厚感 ★★★☆☆
2018と2019は方向性は同じまま、火香の有無が異なるようです。
実際にテイスティングカップで比較した際も、水色や茶殻の香りはほぼ同じように見えました。
ただ、冷めた時の甘みの出方は2019のほうがフルーティーで華やか。
2018ロットのように、口に含んだ時に強い渋みを感じることもなく、扱いやすいです。
薄めを心がけて淹れるととくにフルーティーさがよく出て、おいしかったです。
冷めても香りが落ちず、それが人気の理由なのかな?という印象でした。
シーヨック2019-DJ76のおすすめの楽しみ方
夏のダージリンらしさを満喫したいなら、
トーストや小麦粉のお菓子と合わせるのがおすすめです。
お菓子を食べている内にお茶もほどよく冷め、口の中をリフレッシュしてよりお茶の風味を強く感じられますよ。
いろいろなティーカップと組み合わせてみたところ、一番フルーティーに楽しめたのはモントローズシェイプ系のカップでした。
(最も有名なのは、ロイヤルアルバートのオールドカントリーローズかな?)
お茶の雑味を減らし、甘く滑らかな風味を引き出してくれましたよ。
終わりに
なんだかピンとこないな?という茶葉があるときは、ぜひカップを変えて試してみてくださいね。
淹れる茶器や飲む茶器を変えると、同じ茶葉でも風味のバランスが変わりますよ。
いつもの紅茶でも、まだ知らない風味が隠れているかもしれませんね。
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