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シーヨック茶園 DJ-57(2021夏)の感想

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こんにちは、銀猫です!

今日は私が毎年楽しみにしている、ダージリン・シーヨック茶園の夏摘みからDJ-57ロットの感想を整理してお伝えします。

この茶葉は2021年のもので、とくに面白いのがその品種!
シーヨック茶園の独自育成品種「シーヨック121」という茶樹のものが使われています。
品種自体の来歴も面白いので、シーヨック茶園のファンにはたまらないですね。

初心者さんにもわかりやすいように、茶葉の様子・水色・風味の雰囲気、淹れ方のコツなどを画像つきでお伝えしていきますよ。

それでは、茶葉の紹介から見ていきましょう!

シーヨック茶園 DJ-57(2021夏)ってこんな感じ

今回この茶葉を購入したのは紅茶専門店シルバーポットさんです。
公式の説明では、

松林を行く森林浴の香り、ライムやグレープフルーツなどのシトラス、フレッシュハーブ、最後は香ばしくもハニーのように甘やかな余韻。

直線的なようでいて複雑みと華やぎのある香り、味わいはハツラツとして、香りに良く合った軽快な飲み口です。

と紹介されています。
夏のダージリンとしては、爽やか・軽やかなタイプかな?いうことが伝わってきますね。

お値段は50g3,672円でした。
スペシャルな夏のダージリンの通常価格の範囲ですね。

シーヨック121とは?

今回、私がこのロットを買う決め手になったのが、シーヨック121という品種の面白さです。

シーヨック茶園はもともとチャイナ系の茶樹が多く、日本で見かけるシーヨック産紅茶もチャイナ種ばかりという印象です。(紅茶屋さんのサイトを見るとチャイナムスクなどと書いてありますね)

紅茶専門店シルバーポットさんの説明によると、シーヨック茶園からはこういった説明があったそうです。

DJ57は自慢のセカンドフラッシュです。6月初旬、自園育成品種シーヨック121から摘採しました。

シーヨック121は昔から当園にあり、他には無い個性を持っています。
記録は残っていませんが恐らくかつて茶園を所有していた英国人たちが識別し、増やしたのでしょう。

面白そうですよね…!
「これはぜひ、シーヨック好きとして飲んでおきたい!」と思って購入しました。

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シーヨック茶園 DJ-57(2021夏)を実際に飲んでみた様子

それでは、淹れていきましょう!
抽出条件はオーソドックスな6g300ml3分にしました。

まず、茶葉の様子がこちら。
産毛がたっぷりの茶葉が多く混じっています。夏のゴールデンチップの色をしたものと春のシルバーチップと、半々くらいの割合でしょうか。
ところどころ明るい緑の葉も見え、青々しさを残す製茶で仕上げられたのかな?という感じがします。
また、色味・茶葉の大きさともにあまり均一ではない印象です。
乾いた茶葉の段階で、甘みや旨みを予感する香りがあります。

茶葉を食べると、よく乾いていて軽いです。味わいが重層的で、キレのある渋み・ナッティ・フラワリー・ジューシー系の渋み・旨み、と口の中で変化していきます。
普段のシーヨックの夏摘みや春摘みにはあまり感じない、爽やかさや花の印象がしっかり感じられますね!

温めたポットに茶葉をいれると、ローストしたナッツのような甘み混じりの火香がありました。
じわじわと、夏のシーヨックらしいジューシーな葡萄の香りも追いかけてきます。
空気の温度がしっかり冷めると花蜜のような香りになりました。(最後の香りは青めにつくられたダージリン夏やネパールの紅茶からよく感じますね)

カップに注ぐと、こんな感じ。
軽く清涼感のある口当たりから、とろみのある甘み・旨みへとつながっていきます。
全体的にクリアなタイプなので飲みごたえは軽めなのですが、香り・味ともにしっかりと層があるので満足感がありますね。

やや青み寄りのバランスながらボディの渋みや酸味はなく、スムーズに飲めます。
余韻が長く、飲んだ後に喉から戻ってくる甘みをゆっくり楽しめました。
飲むときの温度次第で後口に少し渋みが出ることがありました。

茶殻

暖かいうちはカカオ系の苦味を連想する香り、冷めてからはポット時に感じた花蜜の香りになりました。
葉っぱは肉厚で、食べると鋭い渋みがたっぷり残っていました。とくに清涼感が強めですね。

この茶殻を一晩水出しにしておくと、甘みが強めに抽出されて非常においしいです。

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シーヨック茶園 DJ-57(2021夏)の味わいの感想

多層的なぶん、抽出バランス次第で雰囲気が変わる茶葉ですが、共通する印象をまとめるとこんな感じでした。

渋み ★★★☆☆
香り ★★★★
重厚感★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆

ロットについている称号?のSummer Blossomという言葉通り、初夏の花の芳しさと爽やかさ、どちらも感じる茶葉でした。
どっしりとした重厚さはないものの、香り・味ともに複雑で余韻も長めなので、飲み終わると「しっかりとスペシャルなお茶を飲んだぞ」という満足感があります。

淹れ方については、好みに合わせて標準的な6g300ml3分の条件とは異なるものを試してみるのもおすすめです。
渋みが気になりやすい方の場合はとくに、湯の温度を5度ずつ下げて試してみたり、5g400mlなど薄めになる条件が合うかもしれません。

私が試した感想としては、薄いほうが渋みが落ち着くため、透き通るような甘みが楽しめるかな?という感じがしました。飲みごたえや香り立ちとのバランスを考えつつ、好みに合わせて調整するのがよいでしょう。

シーヨック茶園 DJ-57(2021夏)のおすすめの楽しみ方

繊細なタイプなため、ペアリングは少し限られてしまうかもしれません。
好みによるとは思いますが、チョコレートや酸味を感じるフルーツは、この茶葉の持つ渋みを強調したり、甘みを打ち消してしまう感じがしました。

バターの風味が強すぎない焼き菓子などシンプルなものを合わせると、お茶の甘さや華やかさが引き立ってとてもよかったです。

 終わりに

毎年楽しみにしているシーヨックの夏摘み。今年はちょっと特別なロットが登場して、とっても嬉しかったです。

(厳密なところはわからないものの)シーヨック茶園はチャイナムスク系のものもやや青めに仕上げてくることが多いです。今回も同じくらいの仕上げだと感じましたが、出てくる香りはいつもと違う雰囲気で、これが品種の違いなのかな?と思いました。

品種でどれくらい違いが生まれるのか、同程度の製茶具合の通常のチャイナロットと飲み比べてみたくなりますよね。

シーヨック好きにはとても楽しく、好奇心を刺激される経験になりましたよ!

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