こんにちは、銀猫です♪
今回は、
「ミルクティー向きの茶葉ってどれかな?」「自分でミルクティーを作ると、ちょっとイメージと違うんだよね…」「ミルクと砂糖を入れたらどれも同じ味でしょ?」
って思っているアナタに向けた記事です。
この記事では、ミルクティー向きの茶葉9種類を紹介し、それぞれの味わいの特徴と全体的なイメージをお伝えします!
丁寧に解説しているので、茶葉の種類を変えると味わいが大きく変わるってことを実感できますよ♪
今のミルクティーに満足している方も「あれっ?そのミルクティーもおいしそう」って発見があるかもしれません。
それでは、茶葉ごとのミルクティーについて、アッサムから見ていきましょう!
1.アッサム紅茶
ミルクティー向き茶葉の定番といえば、アッサム紅茶が一番有名でしょうか?
強いコクとさつま芋や穀物のような優しい甘み、濃い水色を持っているのでミルクとの相性が良いですよね♪
さらに、アッサム茶葉の多くはよりミルクティーに合うように「CTC製法」で加工されます。
おかげでしっかり濃いめに淹れやすく、使い勝手も良い印象です。
ちなみに、↑がオーソドックス製法のアッサム。どちらかというとストレート(ミルクなし)向けが多いです。
コクのあるミルクティー用にアッサム紅茶を選ぶなら、コロンとした形のCTCタイプがおすすめですよ。
通販だと、紅茶屋さんはだいたいCTCと明記してくれているので、目印にしてみてくださいね。
アッサム紅茶のミルクティーは「定番のミルクティー」を探している方におすすめです♪
2.ウバ紅茶
ウバ紅茶はすがすがしい香りとキレのある渋みが特徴的な紅茶です。
強い渋みと爽やかで甘い香りがあるので、後味のさっぱりしたミルクティーになります。
乳製品の独特の香りや口残りが少ない仕上がりになりやすいです。
牛乳が苦手な方も、ウバ紅茶のミルクティーは比較的飲みやすく感じられそうですね!
抽出が早いので、濃いめに淹れるのもあまり難しくないかなって思います♪
ウバ紅茶のミルクティーは「香り高くさっぱりとしたミルクティー」を探している方におすすめです。
3.キームン紅茶
キームンは中国の紅茶で、燻香のような香りとクセのないマイルドな口当たりが特徴です。
イギリスの上流社会で人気のある種類の紅茶でもあり「ロイヤルブレンド」にもよくキームンが使用されています。
他の茶葉は紅茶の強いコクや渋み、ミルクのまろやかさが相反するような組み合わせですよね。
でも、キームン紅茶はミルクの風味に馴染み、乳製品の風味と燻香が溶け合うという印象です。
全体が調和して、他にはない穏やかさとまろやかさを生み出しています。
キームン紅茶のミルクティーは「オリエンタルなミルクティー」を探している方におすすめです。
4.ルフナ紅茶
ルフナ紅茶はスリランカ(旧セイロン)の一番標高の低い場所で収穫される紅茶です。
アッサムに似た濃い水色が特徴ですが、比較的渋みや苦味は少ないです。
黒糖やはちみつのような優しい甘みとこうばしい香り、砂糖なしでもじわりと甘く濃厚な味わいです。
ミルクティーにすると、コクがあるけど渋みが少ない、甘みと落ち着きのある味わいになります。
全体的にまろやかな甘さがあるので少しのお砂糖で満足できるかもしれません。
ルフナ紅茶のミルクティーは「優しい味わいのミルクティー」を探している方におすすめです。
5.ダージリンオータムナル
ダージリンの春摘みと夏摘みはストレートで楽しみたい、繊細な味わいですよね。
しっかりした味わいの「秋摘み(オータムナル)」は、ミルクティーにして楽しむのも人気です。
ダージリンオータムナルは渋み・コク・甘みと香ばしさがあり、奥深い味わいの紅茶です。
熟成したフルーツのような穏やかな甘味がミルクによく合いますよ♪
香り高く優しい味わいなので、リラックスしたいときや癒やされたいときににおすすめです。
ダージリンオータムナルのミルクティーは「上品なミルクティー」を探している方におすすめです。
6.ディンブラ
ディンブラはスリランカ(旧セイロン)で収穫される紅茶です。
コクがあるけどクセがない、みんなに愛される紅茶らしい紅茶だといわれています。
飛び抜けた刺激的な風味や渋みがなく、ミルクティーにしても飲みやすい印象です♪
赤みのある濃い水色なので、理想的な見た目に仕上がります!
ディンブラのミルクティーは「クセのないミルクティー」を探している方におすすめです。
7.イングリッシュブレンド
イングリッシュブレンドやイングリッシュブレックファストと呼ばれるブレンドです。
こちらは世界で最も有名な定番ブレンドということで、紅茶の種類に加えさせて頂きました。
イギリスの伝統的な紅茶の飲み方、ミルクと砂糖をたっぷり入れたミルクティーのために作られたブレンドです。
紅茶ブランドによって微妙にテイストが異なることもありますが、イングリッシュブレンドは
- 渋みが少ない
- コクが強い
- 水色が濃い
という傾向があります。
ブレンド内容はアッサム・セイロン・ケニアという組み合わせのことが多いようです。
ミルクティーにするとバランスの取れたまろやかな味わいと、懐かしい雰囲気に仕上がります。
イングリッシュブレンドのミルクティーは「英国のミルクティー」を探している方におすすめです。
8.アールグレイ
「えっ、柑橘の香りとミルクが合うの!?」ってびっくりしましたか?
アールグレイの香りはベルガモットという柑橘フルーツの香りです。
レモンやオレンジみずみずしさに比べると、ベルガモットは「落ち着きのある香り」と表現されることが多いようです♪
「牛乳にみかんの組み合わせは無理!」という方もアールグレイのミルクティーは受け入れられやすく、定番の飲み方になっています♪
元々香りの強いフレーバードティーなので、ミルクを入れても華やかな香りが楽しめます。
ベースには渋みやクセの少ない茶葉が使われることが多いので、濃い目に抽出してもえぐみが出にくいというメリットもありますよ!
アールグレイのミルクティーは「華やかなミルクティー」を探している方におすすめです。
ミルクティーに合うフレーバードティーの傾向
アールグレイ以外にも色んなフレーバードティーがありますよね♪
大まかにミルクティーに合う香りの傾向をお伝えします!
- 甘いお菓子のようなフレーバードティー(チョコ・バニラ・焼き菓子・はちみつの香りなど)
- 洋酒の香りがするフレーバードティー(ラム・ウイスキーなど)
- フルーツ、気品のある花のフレーバードティー(バラ・いちご・バナナ・栗やかぼちゃ)
たとえば、ドイツのロンネフェルト社に「アイリッシュモルト」という有名なブレンドがあります。
アイリッシュモルトには、アッサム茶葉に芳醇なアイリッシュウイスキーの香りとカカオの実がブレンドされています。
ブレンド内容だけで「ミルクティーにぴったり!体が温まって美味しそう」って気がしませんか?
ミルクティー向きのフレーバードティーを探してみるのも楽しそうですよね♪
9.焙じ茶
焙じ茶を使ったティーラテやアイスなどが人気ですよね。
紅茶ではないのですが、濃い目の焙じ茶をミルクティーにしてもすっごくおいしいですよ♪
ミルクティーにすると、香ばしく滋味深い味わいになり、ゆったりと寛ぐのにぴったりです。
紅茶とは違う落ち着いた雰囲気があり、和菓子にも洋菓子にも合いますよ♪
焙じ茶のミルクティーは「ほっとするミルクティー」を探している方におすすめです。
終わりに
今のミルクティーに満足していない方、もっと冒険してみたい方は、ぜひ色んな茶葉でミルクティーを作ってみましょう。
さらにお砂糖や牛乳の種類を変えてみると楽しい発見があるかもしれません♪
まさに「組み合わせは無限大!」ってことですね!
アナタらしい理想のミルクティーを追求して友人や家族に振る舞ってみたり、みんなの好み通りに作ってみたり…色んな楽しみ方ができそうですね♪
想像してワクワクしてきたら、早速作ってみませんか?